P忍者ハットリくん~決戦!サイバーからくり城の巻~ スペック・ボーダー・スーパー分身システム・止め打ち期待値まとめ

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P忍者ハットリくん~決戦!サイバーからくり城の巻~ スペック・ボーダー・スーパー分身システム・止め打ち期待値まとめ 機種画像© 大一商会
🥷 PACHINKO / ミドル 1/319.7・ライトミドル 1/199.2

🏯 P忍者ハットリくん~決戦!サイバーからくり城の巻~ スペック・ボーダー・超分身システム・止め打ち期待値まとめ

大一商会が2019年に投入したハットリくんパチンコ第4弾。電サポ中に「疾走モード」と「懲悪モード」を選べる超分身システムを、上忍ver./中忍ver.の両スペックで整理する

✅ 一種二種混合・電サポ突入率100%✅ モード選択で継続率と出玉が入れ替わる✅ 遊タイム非搭載

ℹ️ 本機はすでにホールから撤去済み

導入は2019年11月5日で、2026年現在は通常営業のホールでほぼ設置が無い。検定・認定の期限を過ぎているため、現行機として狙って打てる台ではない。以下はスペックの記録と、同じ一種二種混合+モード選択という構造を持つ後継機・類似機を打つ際の読み替え材料として整理したものになる。

撤去済み機のため、釘やホール環境に依存する期待値の断定はしない。公表されているスペックと、複数の解析サイトで一致した数値に絞って扱う。

30秒でわかる P忍者ハットリくん~決戦!サイバーからくり城の巻~
総評★★★☆☆ モード選択は面白いが期待値の総量はほぼ同じ。等価ボーダー約20.8回転を超える釘が全て
核心数値上忍1/319.7+疾走76%/懲悪57%、中忍1/199.2+疾走82%/懲悪64%。等価ボーダーは上忍 約20.8回転・中忍 約23.1回転
狙い目遊タイム非搭載=天井拾いが無いため、1,000円あたり22回転以上(上忍・等価)回る釘の台だけを終日
やめどき電サポ(1回or99回)が終了し、残保留4個を消化した時点で即やめ。追う要素はゼロ
向いている人出玉2,000個の一撃か、継続率76%のテンポかを自分で選びたい打ち手

✨ この機種のここを押さえる
  • 🥷 全大当り後に電サポへ突入(突入率100%):確変は無く、電サポ1回転または99回転のいずれかへ。電サポ中の大当り確率は上忍で1/5.3、中忍で1/4.4と極めて軽い
  • ⚔️ 超分身システム=モードを打ち手が選ぶ:継続率重視の「疾走モード」と、出玉重視の「懲悪モード」を左右キーで選択。上忍なら76%×約1,000個か、57%×約2,000個かの二択になる
  • 🎯 等価ボーダーは上忍 約20.8回転/中忍 約23.1回転:ミドルの上忍よりライトミドルの中忍のほうがボーダーは高い。中忍は右アタッカー賞球が6個と軽く、1回の出玉が小さいためだ
  • ⏱️ 遊タイムは非搭載:2019年11月導入の機種で天井救済が無い。ハマり台を拾う立ち回りが成立せず、釘(回転率)だけで勝負が決まる

目次

1. 機種概要

P忍者ハットリくん~決戦!サイバーからくり城の巻~は、大一商会が2019年11月5日に導入したパチンコ機。藤子不二雄Ⓐ原作の「忍者ハットリくん」を扱った同社パチンコシリーズの第4弾にあたる。型式名はP忍者ハットリくん4AM-S、導入台数は約5,000台とされる。

スペックは1/319.7の上忍ver.と、1/199.2の中忍ver.の2種類。どちらも一種二種混合機で、確変は搭載されていない。大当りを引くと必ず電サポ(時短)1回転または99回転に突入し、その電サポ中に「Vアタッカーへの入賞=次の大当り」を繰り返して出玉を積む構造になっている。電サポ中の大当り確率は上忍で1/5.3、中忍で1/4.4と非常に軽く、電サポに入った瞬間から連チャンの抽選が始まっていると考えてよい。

本機最大の特徴が「超分身システム」だ。大当り消化中、打ち手が左右キーで疾走モード懲悪モードのどちらかを選べる。疾走は1連あたりの出玉が小さい代わりに継続率が高く、懲悪は1連の出玉が倍になる代わりに継続率が下がる。内部で抽選している中身は同じで、あくまで「見せ方と出玉の刻み方」を選ぶ仕組みになっている。同じ台でも打ち手によって出方が変わるという点で、当時としては珍しいゲーム性だった。

基本情報

項目内容
メーカー大一商会(Daiichi)
導入日2019年11月5日
型式名P忍者ハットリくん4AM-S
タイプ一種二種混合機(確変なし・電サポ突入率100%)
バリエーション上忍ver.(1/319.7 ミドル)/中忍ver.(1/199.2 ライトミドル)
システム名超分身システム(疾走モード/懲悪モード)
導入台数約5,000台
遊タイム非搭載

▼ この表の読み方: 「確変なし」がこの機種の性格を決めている。連チャンは確変ループではなく、電サポ中の1/5.3(上忍)を引き続けられるかで決まる。

上忍ver.と中忍ver.の違い

同時導入された2バージョンは、大当り確率だけでなく右アタッカーの賞球とモード継続率が丸ごと違う。単に「甘いか辛いか」ではなく、1回の大当りで取れる玉数そのものが変わっている点に注意したい。

項目上忍ver.中忍ver.
大当り確率(通常時)約1/319.7約1/199.2
大当り確率(電サポ中)約1/5.3約1/4.4
疾走モード 継続率約76%約82%
懲悪モード 継続率約57%約64%
右アタッカー賞球11個/10カウント6個/10カウント
Vアタッカー賞球3個/10カウント3個/10カウント
10R出玉の目安約1,020個約570個
電サポ回数1回 or 99回1回 or 99回
等価ボーダー(目安)約20.8回転/千円約23.1回転/千円

▼ この表の読み方: 黄色部分が2バージョンで異なる箇所。中忍のほうが当りは軽いが、右アタッカー賞球が6個しかないので1回の出玉は約半分。結果としてボーダーは中忍のほうが高い(=より回らないと勝てない)。

ℹ️ 「一種二種混合機」とは

ヘソで直接大当りを取る仕組み(一種)と、電チュー保留を消化してVアタッカーに玉を通すことで大当りになる仕組み(二種)を組み合わせた構造のこと。本機の連チャンは後者が主役で、電サポ中は「回転が止まった瞬間にV入賞して次のラウンドへ」という流れを繰り返す。

なお、シリーズ前作にあたる「CR忍者ハットリくん~からくり屋敷に来たでござる!の巻~」などは登場時期が古く、現行の解析情報で振り分けまで確定できる形では残っていない。ここでは前作比較の代わりに、確実に検証できる上忍ver./中忍ver.の比較を軸に扱う。

2. スペック

基本スペック表(上忍ver. 1/319.7)

項目内容
大当り確率(低確・通常時)約1/319.7
大当り確率(電サポ中・右打ち)約1/5.3
確変システムなし(確変非搭載)
電サポ(時短)回数1回転 or 99回転(+残保留4回)
電サポ突入率100%(全大当り後)
賞球3&1&4&7&3&11
Vアタッカー3個/10カウント
右アタッカー11個/10カウント
ラウンド構成9R or 10R(実質9R/電サポ中の大当りは10R)
カウント数10カウント
疾走モード継続率約76%(1連あたり出玉 約1,000個)
懲悪モード継続率約57%(1連あたり出玉 約2,000個/10R×2セット)
遊タイム非搭載

▼ この表の読み方: 見るべきは「1/319.7」より「電サポ中1/5.3」。この軽さがモード継続率76%/57%を作り出している。

基本スペック表(中忍ver. 1/199.2)

項目内容
大当り確率(低確・通常時)約1/199.2
大当り確率(電サポ中・右打ち)約1/4.4
確変システムなし(確変非搭載)
電サポ(時短)回数1回転 or 99回転(+残保留4回)
電サポ突入率100%(全大当り後)
Vアタッカー3個/10カウント
右アタッカー6個/10カウント
ラウンド構成9R or 10R
カウント数10カウント
疾走モード継続率約82%(1連あたり出玉 約500個)
懲悪モード継続率約64%(1連あたり出玉 約1,000個)
遊タイム非搭載

▼ この表の読み方: 継続率は上忍より高いが、出玉は約半分。当りやすさと出玉の軽さがセットで動いている。

大当り出玉(ラウンド別)

ラウンド上忍ver. 賞球ベース上忍ver. 実獲得の目安中忍ver. 賞球ベース
10R(電サポ中の大当り)約1,020個約920個約570個
9R(ヘソからの初当り)約990個約900個約540個

▼ この表の読み方: 賞球ベースは払い出しの計算値、実獲得はこぼし玉を引いた現実的な数字。収支計算は実獲得のほうで行いたい。

大当り振り分け(上忍ver.)

本機の振り分けは、確変機のように「確変か通常か」で分かれるのではなく、次の電サポが1回転か99回転かで分かれる。99回転を引ければ低確1/319.7でも100回近く回せるので、事実上の次回大当り濃厚枠になる。

当選契機ラウンド電サポ回数振り分け
ヘソ(通常時の初当り)9R99回+残保留4回1.0%
9R1回+残保留4回99.0%
電チュー(電サポ中の大当り)10R1回+残保留4回100.0%

▼ この表の読み方: ヘソは 1.0%+99.0%=100%、電チューは100%で検算が合う。ほぼ全ての当りが「電サポ1回+残保留4回」であり、この計5回の抽選(1/5.3)を通せるかどうかがそのまま継続率になっている。

💡 継続率76%の正体

電サポ1回転+残保留4回=合計およそ5回の抽選を、1/5.3で1回でも当てられれば連チャンが続く。単純計算だと1−(1−1/5.3)5≒65%になるが、実際にはV入賞のルートや保留の使われ方が加わって公称76%(疾走モード)に落ち着く。「1回転しか電サポが無い」と聞くと薄そうに見えるが、実質は5回抽選されていると考えるのが正しい。

★換金率別ボーダーライン(最重要)

ボーダーとは、その台で打ち続けたときに収支がトントンになる回転数のこと。1,000円あたり何回転回るかで判断する。4円貸しなら1,000円=250玉が前提だ。下の表を上回る釘なら期待値はプラス、下回るならマイナスになる。

換金率(4円貸し・250玉/千円)上忍ver. ボーダー中忍ver. ボーダー
等価(4.0円交換)約20.8回転/千円約23.1回転/千円
3.5円交換約21.6回転/千円約23.9回転/千円
3.3円交換約22.3回転/千円約24.5回転/千円
3.0円交換約23.1回転/千円約25.3回転/千円
2.5円交換約25.2回転/千円約27.2回転/千円

▼ この表の読み方: 上から下へ行くほど交換率が悪くなり、必要な回転数が増える。等価で20.8回転回る台と、3.0円交換で20.8回転回る台では、後者は明確なマイナス。まず自分のホールの換金率の行を見てから釘を判断したい。算出条件は大当り出玉3%減、持ち玉比率65%(中忍は70%)。

⚠️ 等価ボーダーは解析サイト間で数値がぶれる

上忍ver.の等価ボーダーは約20.2〜20.8回転、中忍ver.は約22.5〜23.1回転と、算出条件(持ち玉比率・出玉減算の置き方)によって諸説ある。実戦では厳しめの数字(上忍20.8/中忍23.1)を基準にしておけば大きく外さない。

✅ 中忍のほうがボーダーが高い理由

「1/199だから甘い」と考えると読み違える。中忍は右アタッカー賞球が6個しかなく、10Rでも約570個しか出ない。当りは軽いが1回あたりの見返りが小さいので、その分たくさん回さないと元が取れない。当り確率だけでなく賞球×カウント×ラウンドまで見てボーダーを判断する癖をつけたい。

3. 遊タイム・天井

遊タイムは非搭載

結論から書くと、本機に遊タイムは搭載されていない。遊タイムは2019年後半から順次導入されていった救済機能だが、本機(2019年11月5日導入)は非搭載機として世に出ている。通常時を何回転ハマっても、時短に自動で突入する仕組みは一切ない。

天井が無い機種の立ち回りへの影響

天井が無いということは、ハマり台を拾う立ち回り(いわゆる遊タイム狙い・ハイエナ)が完全に成立しないということだ。1/319.7の上忍で1,000回転ハマっている台があっても、その台の価値は「釘が良いか悪いか」だけで決まる。回転数がいくら深くても、次の1回転の当り確率は1/319.7のまま変わらない。

立ち回り本機での成否理由
ボーダー狙い(回る台を終日)◎ 唯一の有効手段等価で上忍20.8回転を超える釘なら期待値プラス
遊タイム狙い(ハマり台拾い)× 不可遊タイム非搭載。天井の概念が存在しない
電サポ途中の空き台拾い△ 稀に有効電サポ99回が残ったまま離席された台のみ。実際にはほぼ発生しない
夕方からの短時間勝負△ 条件付き釘が良い台に限る。短時間ほど分散に振り回される

▼ この表の読み方: ◎が付いている行以外に勝ち筋が無い、というのが本機の実態。台選びの判断材料は回転率のみと割り切りたい。

やめどき

⚠️ やめどき

  • 電サポ(1回 or 99回)が終了 → 残保留4個を必ず消化してからやめる。ここに大当りが眠っている
  • 残保留4個を消化して当らなかった → 即やめ。通常時に追う要素は一切ない
  • 1,000円あたりの回転率が等価で20回転を切っていると判明した時点 → 打ち続けず即撤退(釘が閉まっている)
  • ハマっているから続行、という判断はしない → 遊タイム非搭載のため回転数の蓄積に価値がない

特に「残保留4個」の消化は取りこぼしやすい。電サポの回転が止まった=終了と思って席を立つと、その4個分の抽選(1/5.3)をまるごと捨てることになる。液晶の表示が通常画面に戻り切るまでは右打ちを続けたい。

4. アプリ活用と総評

遊タイムが無い本機のような機種では、勝敗を分ける変数がほぼ「1,000円あたりの回転率」ひとつに絞られる。つまり座って最初の数千円で回転率を正確に測り、ボーダー(上忍・等価で約20.8回転)を超えているかを冷静に判定できるかどうかが全てになる。ところが実際のホールでは、投資額と回転数を記憶だけで追うと必ずぶれる。「たぶん21回転くらい回ってる」という感覚が、実測すると19回転だった、というのはよくある話だ。

回転数カウンターと投資額の入力から回転率をリアルタイム表示できるアプリを使えば、この判定が数十秒で済む。ボーダーを1回転下回っているだけでも終日打てば大きな差になるため、「席を立つ根拠を数字で持てる」というだけで立ち回りの精度は変わる。まわるーだのような回転率管理ツールは、まさにこの用途のために作られている。

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総評としては、超分身システムというモード選択の発想は面白いものの、期待値の総量はどちらのモードを選んでもほぼ変わらない設計になっている。遊タイム非搭載で拾い所も無く、釘勝負一本に絞られるという点で立ち回りの幅は狭い。演出は原作の空気をよく再現しており、ハットリくんの版権が好きなら遊ぶ価値はあった一台だが、期待値面では平凡なミドルという評価が妥当だ。

5. 超分身システム・出玉の仕組み

電サポ突入契機

電サポへの入口はシンプルで、大当りを引けば必ず突入する。突入率100%で、確変も転落抽選も存在しない。通常時(左打ち)で1/319.7(上忍)を引き、9Rを消化した後に電サポ1回転または99回転へ移行する。

契機突入先備考
ヘソ大当り(1/319.7)電サポ1回(99.0%)/99回(1.0%)9R消化後。いずれも残保留4回が付く
電チュー大当り(1/5.3)電サポ1回(100%)10R消化後。連チャン中はこのループ
電サポ中の抽選V入賞で次の大当りへ1回転+残保留4回の計5回で抽選

▼ この表の読み方: 「電サポ99回(1.0%)」を初当りで引けたときが最大のボーナス。1/319.7でも99回転回せるため、約27%の確率でそのまま追加当選が乗る計算になる。

疾走モードと懲悪モード

大当り消化中、打ち手が左右キーで次の電サポのモードを選ぶ。ここが本機の核心だ。

モード上忍ver. 継続率上忍ver. 1連の出玉中忍ver. 継続率中忍ver. 1連の出玉
疾走モード(継続重視)約76%約1,000個(10R×1)約82%約500個
懲悪モード(出玉重視)約57%約2,000個(10R×2セット)約64%約1,000個

▼ この表の読み方: 懲悪の継続率は疾走のおおよそ2乗(0.76²≒0.58、0.82²≒0.67)になっている。つまり懲悪は「疾走2連分を1回にまとめて見せている」構造で、期待出玉の総量はほぼ変わらない。

✅ どちらを選ぶべきか

期待出玉を単純計算すると、上忍の疾走は1,000÷(1−0.76)≒約4,170個、懲悪は2,000÷(1−0.57)≒約4,650個。数字の上では懲悪がわずかに上回るが、算出の丸め誤差の範囲であり「どちらかが明確に得」という差ではない。違うのは分散(出玉のブレ幅)だ。テンポよく連チャンを重ねたいなら疾走、一撃を狙いたいなら懲悪、という好みの選択と考えてよい。

継続率と転落・小当り

本機に確変転落や小当りラッシュの概念は無い。継続の判定は毎回「電サポ1回転+残保留4回のうちにV入賞できたか」だけで行われる。連チャン中は10R(上忍で約920個の実獲得)を取り、また電サポ1回転へ戻る、というサイクルを延々と繰り返す。

出玉を伸ばすルート

ルート内容性質
通常連チャンルート電サポ1回+残保留4回のV入賞を繰り返す疾走76%/懲悪57%(上忍)。本機の出玉の9割以上はここ
電サポ99回ルート初当りの1.0%を引いて99回転の電サポを獲得1/319.7で99回転=約27%で追加当選。当たれば連チャンが仕切り直しになる
残保留ルート電サポ終了後の残保留4個で引き戻す1/5.3の抽選が残っている。やめる前に必ず消化したい

▼ この表の読み方: 「電サポ99回ルート」は振り分け1.0%と薄いが、引けた時の価値が突出している。連チャンが終わったと思っても、99回モードなら粘りが利く。

6. ボーダー・狙い目・やめどき

換金率別ボーダー(再掲と読み方)

換金率(4円貸し)上忍ver.中忍ver.判定の目安
等価(4.0円)約20.8回転約23.1回転これを1回転超えれば実戦的にプラス域
3.5円約21.6回転約23.9回転等価+0.8回転が必要
3.3円約22.3回転約24.5回転等価+1.5回転が必要
3.0円約23.1回転約25.3回転等価+2.3回転が必要
2.5円約25.2回転約27.2回転等価+4.4回転。この換金率では相当な釘が要る

▼ この表の読み方: 交換率が1段階下がるごとに、必要な回転数が0.7〜2回転ずつ増えていく。「等価で20.8回転」という数字だけを覚えて非等価ホールで使うと、確実に負ける側に立つ。

回転率の測り方

回転率は必ず1,000円あたり何回転で測る。4円貸しなら1,000円=250玉なので、250玉を使い切るまでに液晶が何回転したかを数えれば良い。1,000円で1回測るとブレが大きいので、3,000〜5,000円分をまとめて測り、回転数の合計を投資千円数で割るのが実用的だ。

⚠️ 「回転率が2回転足りない」の重さ

上忍ver.・等価で、ボーダー20.8回転に対して18.8回転しか回らない台を1日3,000回転打ったとする。1回転あたりに使う玉は 250÷18.8≒13.3玉、ボーダー台なら 250÷20.8≒12.0玉。差は1.3玉/回転で、3,000回転なら約3,900玉。4円換算でおよそ1万5,000円のマイナスになる計算だ。逆に22.8回転回る台なら同じ条件で約1万2,000円のプラス域に入る。たった2回転の差が3万円近い開きを生む。

あくまで確率上の期待収支の話で、実際の1日の結果は連チャンの引き次第で大きく上下する。

ボーダー狙い vs 遊タイム狙い

本機に遊タイムは無いので、この2軸の比較そのものが成立しない。ボーダー狙い一択だ。他機種で「天井が近いから多少回らなくても打つ」という判断に慣れていると、本機でも同じ感覚で座ってしまいがちだが、ここでは回らない台を打つ理由が一つも無い。回転率がボーダーを下回った瞬間に立つ、という単純な規律だけで長期収支はかなり守れる。

やめどき

電サポ終了 → 残保留4個消化 → 即やめ。これが基本にして唯一の形。電サポ99回を引いていた場合も、99回転を消化し切って残保留を消化したら同じくやめる。通常時に戻ってからは1/319.7(上忍)のフラットな抽選に戻るだけで、粘る根拠はどこにもない。

7. 演出と信頼度

通常時は「からくり」「巻物」「忍」の3モードから演出モードを選べる。からくりは演出が多彩、巻物は巻物の本数で期待度を示唆、忍は演出を絞ったシンプル仕様。同じ抽選でもモードによって当該演出の信頼度が変わる点が特徴になっている。

リーチ信頼度

リーチ信頼度
巨大化リーチ約15.1%
集結チャンス約25.0%
開眼の刻約40.0%
分裂の術リーチ約66.0%
究極忍術リーチ約77.0%
トリプルリーチ大当り濃厚
全回転リーチ大当り濃厚

▼ この表の読み方: 発展先の格がそのまま信頼度に直結する分かりやすい構成。分裂の術(66%)から究極忍術(77%)への昇格が最終ラインになる。

ゾーン・予告信頼度

予告信頼度
ハットリ参上ゾーン(からくりモード)約58.3%
ハットリ参上ゾーン(忍モード)約44.0%
ハットリ参上ゾーン(巻物モード)約41.0%
群予告(テンパイ直後)約60.0%
群予告(SPリーチ中)大当り濃厚
超ニン×2フェイス(各モード)約36.0〜41.0%
超ニン×2フェイス(炎目)約75.0%
セグタイマー予告約50.0%
押しちゃだめよ予告約40.0%

▼ この表の読み方: 同じ「ハットリ参上ゾーン」でも演出モードによって41.0%〜58.3%と幅がある。からくりモードは当該ゾーンの信頼度が最も高い。

疑似連予告

疑似連回数信頼度
なし約0.2%
2連約7.7%
3連約19.8%
4連大当り濃厚

▼ この表の読み方: 3連(19.8%)と4連(濃厚)の落差が非常に大きい。3連止まりで期待しすぎないほうがいい。

チャンス目・セグ・保留

予告信頼度
7図柄チャンス目予告 1回約13.0%
7図柄チャンス目予告 2回以上約40.0%
変動開始時セグ「C」約15.0%
変動開始時セグ カウントダウン約33.3%
からくり箱SU赤(からくりモード)約15.0%
アイキャッチ赤(からくりモード)約15.0%
ミニキャラSUステップ4(からくりモード)約40.0%
保留変化 赤/ハットリ変化大チャンス
巻物本数(先読み時7本/当該8本以上)チャンス

▼ この表の読み方: 単発では10〜15%台の弱い予告が多く、複合してようやく40%を超える設計。1つ出ただけで期待するタイプの機種ではない。

電サポ中(懲悪モード バトル)の信頼度

チャンスアップ信頼度
開始時タイトル赤約75.0%
テロップ赤約75.0%
敵攻撃 技名なし約66.0%
敵攻撃 技名あり約34.0%
7図柄連続停止予告約52.0%
セリフ予告約52.0%
カウントダウン予告約80.0%
懲悪ゾーン大当り濃厚

▼ この表の読み方: 「敵の攻撃に技名が付かない」ほうが信頼度が高い(66% vs 34%)という逆転構造がある。技名テロップが出た瞬間に落胆しがちだが、実は逆だと覚えておきたい。

💡 演出モードは「見たいもの」で選んでよい

からくり/巻物/忍のどれを選んでも大当り確率そのものは変わらない。変わるのは当該演出の出現頻度と信頼度の配分だけ。演出をたっぷり見たいならからくり、テンポ重視で消化したいなら忍、というだけの話だ。

8. 打ち方・止め打ち

通常時の打ち出し

通常時は左打ちでヘソを狙う。ハンドルの強さは、玉が盤面左のレールを回って一番上でギリギリ止まる、いわゆる天釘に触れる程度のストロークが基本。強すぎても弱すぎてもヘソへの寄りが落ちる。座って最初にストロークを数段階振って、ヘソ入賞が最も多い位置を見つけておきたい。

保留が4個満タンになっている間は打ち出しを止める(単発打ち)ことで無駄玉を減らせる。保留が満タンのまま打ち続けても抽選は増えず、玉だけが減っていく。

電サポ中の止め打ち

電サポ中・大当り中は右打ち。本機で最も効果が大きい止め打ちポイントは、V入賞からラウンド開始までの間だ。ここはアタッカーが開くまでの時間が長く、打ちっ放しにすると玉が入賞口の無い場所を素通りしていく。

1

V入賞を確認したら即座に打ち出しを止める

Vアタッカーに玉が入りラウンド開始の演出に入ったら、いったんハンドルを戻す。実戦報告では、ここを打ちっ放しにすると1回あたり約15個のムダ玉が発生するとされる。

2

アタッカーが開いたのを目視してから打ち出す

液晶やアタッカーの動きを見て、実際に開放したのを確認してから右打ちを再開する。1連あたり15個の節約でも、10連チャンすれば150個(4円で600円相当)の差になる。

3

電サポ1回転の消化中は打ち続ける

電サポ本体は1回転+残保留4回と短い。ここで玉を止めると電チュー保留が溜まらず、逆に抽選機会を失う。止めるのはあくまでラウンド開始前の空白時間だけ、と割り切る。

4

電サポ99回を引いた場合

99回転は電チューの開放に合わせた通常の止め打ちが効く。電チューが開いたタイミングで数発、閉じる直前に止める。スルーの通りが悪い台では玉が貯まらず効果が薄れるので、釘を見て発数を調整したい。

大当りラウンド中

アタッカーは10カウント。8カウント程度まで入ったのを確認したら、そこから2発ほど弱めに打ち足してオーバー入賞を狙う。10カウント到達後は速やかに止め、次のラウンドの開放を待つ。上忍ver.の右アタッカーは11個/10カウントと賞球が重いため、オーバー入賞1個の価値が高い。

⚠️ 止め打ちはホールのルールを必ず確認する

店によっては技術介入行為を制限している場合がある。貼り紙や店内アナウンスを確認したうえで実施したい。また、止め打ちで得られるのはあくまで数百円規模の玉の節約であり、ボーダーを下回る釘の台をプラスに変える力は無い。台選びが先、止め打ちは後だ。

9. 今どこで遊べるか

2019年11月導入の本機は、すでに通常営業のホールからは撤去されている。検定・認定の期限が切れているため、一般のパチンコ店で本機を打つ機会は現実的にはない。

スペックの読み替えとして残る価値

ただし本機の構造――確変を持たず、電サポ1回転+残保留の短期決戦を繰り返す一種二種混合――は、その後のパチンコで主流のひとつになった。「電サポ1回だけ」と聞いて薄いと感じるか、「残保留込みで5回抽選」と正しく読めるかは、現行機を評価するときにもそのまま効いてくる考え方だ。本機の振り分け表を一度きちんと読んでおくと、同系統の新台のスペック表を見たときに継続率の出どころが理解しやすくなる。

モード選択機能の見方

打ち手が継続率と出玉のバランスを選べるタイプの機種は、その後も繰り返し登場している。本機で確認したとおり、この手の選択はほぼ期待値等価で、変わるのは分散だけというのが基本形。新台で似た仕組みを見かけたときも、「どちらが得か」ではなく「どちらの出方が好みか」で選ぶのが正しい向き合い方になる。

中古実機について

本機は中古パチンコ実機として流通しており、家庭用に導入すること自体は可能。ただし枠・電源・音量などの取り扱いは販売店の説明に従う必要があり、当然ながら換金や営業目的の設置はできない。あくまで演出を楽しむための選択肢という位置づけになる。

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10. よくある質問

Q. P忍者ハットリくん~決戦!サイバーからくり城の巻~のボーダーは?

4円貸し・等価交換で、上忍ver.(1/319.7)が約20.8回転/千円、中忍ver.(1/199.2)が約23.1回転/千円が目安。解析サイトによって上忍20.2〜20.8、中忍22.5〜23.1と幅があるため、厳しめの数字を基準にしたい。3.0円交換なら上忍で約23.1回転と、等価より2.3回転ほど多く回す必要がある。

Q. 遊タイムはいつ発動する?

本機に遊タイムは搭載されていない。2019年11月5日導入で、天井救済機能を持たない世代の機種にあたる。通常時を何回転ハマっても自動で時短に入ることはないため、ハマり台を拾う立ち回りは成立しない。台選びは回転率だけで判断することになる。

Q. 疾走モードと懲悪モードはどちらが得?

期待出玉の総量はほぼ同じで、明確に得なモードは存在しない。上忍ver.で計算すると疾走が1,000÷(1−0.76)≒約4,170個、懲悪が2,000÷(1−0.57)≒約4,650個と誤差の範囲に収まる。違いは分散で、疾走(継続率76%)はテンポ型、懲悪(継続率57%・1連約2,000個)は一撃型になる。

Q. 止め打ちの効果はどのくらい?

最も効くのはV入賞からラウンド開始までの間で、打ちっ放しだと1回あたり約15個のムダ玉が出るとされる。10連チャンすれば約150個、4円換算で600円前後の差になる計算だ。ただし止め打ちだけでボーダー割れの台がプラスに転じることはなく、あくまで台選びの補助と考えたい。

Q. 上忍ver.と中忍ver.はどちらを打つべき?

釘が同等なら、ボーダーの低い上忍ver.(等価約20.8回転)のほうが要求ハードルは低い。中忍ver.は1/199.2と当りは軽いが、右アタッカー賞球が6個しかなく10Rでも約570個しか出ないため、等価で約23.1回転とボーダーが2回転以上高い。中忍を打つなら、その分しっかり回る釘であることを確認したい。

11. 関連ページ

※ スペック・ボーダーは執筆時点の情報。最新の確定値はメーカー公式・解析サイト等で照合したい。

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