© マルホン工業~廻るヘソワイド~PホワイトシャカRUSH スペック・ボーダー・ラッキートリガー・止め打ち期待値まとめ
ヘソを同社比約1.5倍に広げたシャカRUSHシリーズの1種2種混合LT機を、出玉設計からボーダー計算の中身まで実戦目線で分解する
- 🎯 ヘソが同社比約1.5倍のワイド設計:回りやすい代わりにヘソ賞球はわずか1個。よく回るのに勝てない、という錯覚を起こしやすい
- 💥 右打ち中の大当りはすべて2,200個:10R×2回の一括構成。振り分けで出玉が削られない
- 🔒 RUSH突入率は50%:初当りはすべて2R(約220個)で、「Z超ジャッジ」に勝った半分だけが電サポへ進む
- ⚡ ラッキートリガー「Z超RUSH LT」継続率約80%:Z超RUSH中の大当りの約10.7%で突入。出玉が一気に万発クラスへ伸びる
1. 機種概要
~廻るヘソワイド~PホワイトシャカRUSHは、マルホン工業が2025年9月22日に導入したライトミドルのパチンコ機だ。型式名は「PシャカRUSH ZD」。2024年12月登場の『PシャカRUSH Z1』の兄弟機で、演出やゲーム性の骨格を引き継いでいる。
最大の特徴は名前のとおり「ヘソ」にある。ヘソ(通常時に玉を狙う入賞口)の幅を同社標準の約1.5倍に広げた。ただし広げたぶん、ヘソの賞球は1個しかない。通常のパチンコはヘソ入賞で3個前後が戻るが、本機は1個。つまり「回るけれど玉は減る」台であり、ボーダー(その台で収支がトントンになる1,000円あたりの回転数)が他機種よりずっと高い位置にくる。ここを理解しないまま「よく回る台だ」と判断すると読み違える。
出玉の仕組みは1種2種混合。初当り1/199.8はすべて2R(約220個)で、直後の「Z超ジャッジ」に50%で勝つとST50回転の「Z超RUSH」へ進む。RUSH中の大当りはすべて10R×2回=約2,200個。さらにその約10.7%で継続率約80%のラッキートリガー「Z超RUSH LT」に突入し、2,200個のループが始まる。遊タイムは搭載していない。
前作との違い
| 項目 | PシャカRUSH Z1(2024年12月2日) | 本機(2025年9月22日) |
|---|---|---|
| 大当り確率(通常時) | 約1/197.4 | 約1/199.8 |
| 大当り確率(RUSH中) | 約1/67.0 | 約1/59.5 |
| 賞球 | 1&8&14 | 1&7&11 |
| ヘソ形状 | 標準 | 同社比 約1.5倍のワイド |
| ラウンド構成 | 2R/6R/9R | 2R/10R×2 |
| RUSH突入率 | 100%(シャカRUSH) | 50%(Z超ジャッジ) |
| RUSH継続率 | 約70%(シャカRUSH)/約93.5%(Z超RUSH) | 約57%(Z超RUSH)/約80%(Z超RUSH LT) |
| ST回転数 | 76回/108回 or 3000回 | 50回/50回 or 3000回 |
| 右打ち中の出玉 | 約1,018個(9R)ほか複数 | 一律 約2,200個(10R×2) |
▼ この表の読み方: 黄色が本機で変わった部分。突入率100%→50%、継続率70%→57%だけ見ると劣化だが、右打ち中の出玉が一律2,200個に統一されLTのループ性能が上がっている。入口を絞って出口を太くした設計変更だ。
ℹ️ 「1種2種混合」とは
ヘソで引いた当り(1種)と、電チュー入賞で引いた当り(2種)を組み合わせたタイプ。本機はヘソの当りを2R(220個)に抑え、電サポ中の当りだけを2,200個に割り当てている。だから「通常時に当てても嬉しくない、RUSHに入ってからが本番」という出方になる。
2. スペック
基本スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | マルホン工業 |
| 型式名/検定番号 | PシャカRUSH ZD/5P0545 |
| 導入日 | 2025年9月22日 |
| タイプ | ライトミドル/1種2種混合/ラッキートリガー(LT)搭載 |
| 大当り確率(通常時・低確) | 約1/199.8 |
| 大当り確率(RUSH中・高確) | 約1/59.5 |
| 賞球 | 1&7&11(ヘソ1個) |
| アタッカーカウント | 10カウント |
| ラウンド/出玉 | 2R=約220個(通常時)/10R×2=約2,200個(右打ち中) |
| RUSH突入率(Z超ジャッジ) | 50% |
| Z超RUSH | ST50回転/継続率 約57% |
| LT突入率 | Z超RUSH中の大当りの 約10.7% |
| Z超RUSH LT | ST50回転 or 3000回転/継続率 約80% |
| 遊タイム | 非搭載 |
| 平均連チャン数/平均電サポ | 約2.64連/約81.2回 |
▼ この表の読み方: 立ち回りで効くのは「1/199.8」「ヘソ賞球1個」「突入率50%」の3つ。この3点がそのままボーダーの高さに直結する。
通常時(初当り)の大当り振り分け
| 大当り内容 | 払出 | その後 | 振り分け |
|---|---|---|---|
| 2R(Z超ジャッジ成功) | 約220個 | Z超RUSH(電サポ50回) | 50.0% |
| 2R(Z超ジャッジ失敗) | 約220個 | 電サポなし・通常へ転落 | 50.0% |
| 合計 | 100.0% | ||
▼ この表の読み方: 出玉もラウンドも同じで、違うのは「電サポに行けるか否か」だけ。大当りを引いても元の状態に戻される確率が半分ある点が、本機最大のストレス源になる。
Z超RUSH中の大当り振り分け
| 大当り内容 | 払出 | その後の電サポ | 振り分け |
|---|---|---|---|
| 10R×2 | 約2,200個 | Z超RUSH LT(実質次回=3000回転) | 5.1% |
| 10R×2 | 約2,200個 | Z超RUSH LT(50回転) | 5.6% |
| 10R×2 | 約2,200個 | Z超RUSH(50回転) | 89.3% |
| 合計 | 100.0% | ||
▼ この表の読み方: 出玉はどれを引いても2,200個。差が付くのは「次に行く場所」だけで、上2行を足した10.7%がLT突入率になる。
Z超RUSH LT中の大当り振り分け
| 大当り内容 | 払出 | その後の電サポ | 振り分け |
|---|---|---|---|
| 10R×2 | 約2,200個 | Z超RUSH LT(実質次回=3000回転) | 52.3% |
| 10R×2 | 約2,200個 | Z超RUSH LT(50回転) | 47.7% |
| 合計 | 100.0% | ||
▼ この表の読み方: LTに入ると、どちらを引いてもLTに残る。52.3%は「実質次回(3000回転)」=ほぼ次の当りまで電サポが続く枠で、実質継続率を約80%まで押し上げている。
💡 継続率57%・80%は自分で検算できる
Z超RUSHはST50回転で高確1/59.5。50回転すべてハズレる確率は (1−1/59.5)50≒42.9%なので、当たる確率は約57.1%。公表の「約57%」と一致する。
LTは52.3%が3000回転(ほぼ当り確定)、47.7%が50回転(=57.1%)。0.523×1+0.477×0.571=約0.796で、公表の「約80%」に一致する。振り分けと確率が矛盾していないので、数値は信用して立ち回ってよい。
★ 換金率別ボーダー表(最重要)
ここが本機で最も重要な数字だ。ヘソ賞球が1個しかないため、ボーダーは一般的なライトミドル(1/199クラスで18〜20回転前後)とはまったく違う水準にくる。
| 換金率(4円貸し) | 持ち玉遊技あり(無制限) | 持ち玉なし(1回交換) | 座ってよい実戦ライン |
|---|---|---|---|
| 4円等価(250玉=1,000円) | 約27.1〜28.2回転 | 約27.1〜28.2回転 | 30回転以上 |
| 3.57円交換(280玉=1,000円) | 約28.7〜29.6回転 | 約30.4〜30.9回転 | 32回転以上 |
| 3.33円交換(300玉=1,000円) | 約29.4〜30.5回転 | 約32.6〜33.1回転 | 33回転以上 |
| 3.03円交換(330玉=1,000円) | 約30.4〜31.7回転 | 約35.8〜36.4回転 | 34回転以上 |
| 2.5円交換(400玉=1,000円) | 約32.4〜34.4回転 | 約43.4〜44.2回転 | 36回転以上 |
▼ この表の読み方: 自分のホールの換金率の行を見て、出玉を使って打てるか(無制限)、当るたび交換するか(1回交換)で列を選ぶ。数値に幅があるのは解析サイトごとに電サポ中の削り前提が違うため。右端は釘の変化と測定ブレを見込んでボーダーに約2回転の余裕を足した実戦値で、ここを下回る台には座らない。
ℹ️ 「貸玉単価」と「換金率」は別物
貸玉単価は玉を借りる値段で、4円貸しなら1,000円=250玉と決まっている。換金率は出玉を戻すときのレートで、等価なら250玉=1,000円、3.33円交換なら300玉で1,000円になる。上の表はすべて4円貸しが前提。換金率が悪くなるほど出玉の価値が下がるので、必要な回転数=ボーダーは高くなる。表が下に行くほど数字が増えているのはそのためだ。
ボーダーの中身を分解する
| 項目 | 数値 | 出どころ |
|---|---|---|
| 初当り1回あたりの期待出玉 | 約1,773〜1,841個 | 解析サイト(算出条件で差あり) |
| 大当り確率 | 1/199.8 | 公表スペック |
| 1回転あたりの期待獲得玉 | 約8.9〜9.2玉 | 1,773÷199.8 〜 1,841÷199.8 |
| 1,000円あたりの貸玉 | 250玉(4円貸し) | — |
| 等価ボーダー | 約27.1〜28.2回転 | 250÷9.21 〜 250÷8.87 |
▼ この表の読み方: 1回転に必要な玉(250÷回転数)が、1回転で戻る期待玉(約9玉)を下回った瞬間からプラス域に入る、というだけの話。27.1と28.2の差は、期待出玉を1,841個で見るか1,773個で見るかの違いにすぎない。
⚠️ 「よく回るから甘い」は本機では通用しない
ヘソが約1.5倍ワイドなので、他機種と同じ感覚で見ると異様に回る。だが賞球が1個しか戻らないぶん、ボーダーも一緒に持ち上がっている。「1,000円で25回転も回った」は、この台ではボーダー割れだ。他機種の20回転級の感覚を持ち込むと、回っているのに負け続ける。
3. 遊タイム・天井
遊タイム発動条件
本機に遊タイムは搭載されていない。P-WORLD・ちょんぼりすた・p-gabu など主要解析のいずれも「非搭載」で一致している。ラッキートリガー搭載機は仕様上ほとんどが遊タイム非搭載で、本機もその例に漏れない。前作系の『P真シャカRUSH Jr.』には遊タイムあり版が存在したため混同されやすいが、本機には無い。
遊タイム恩恵と狙い目
非搭載なので恩恵も無い。1/199.8を1,000回転ハマろうと2,000回転ハマろうと、次の1回転の大当り確率は常に1/199.8のまま変わらない。したがってハマり台を拾う立ち回りの期待値はゼロだ。データカウンターで500回転、800回転とハマっている台を見ても、それは「釘が渋いか、運が悪かったか」のどちらかでしかない。
⚠️ 本機の立ち回りは「釘一本」だと理解する
- 遊タイムが無い → ハマり台の拾いに価値は無い。総回転数は台選びの材料にならない
- 電サポ中の当りが2,200個 → 打つ価値は「ボーダーを超える回転率が出せるか」に100%依存する
- 4円等価で1,000円あたり27〜28回転を割る台 → 座る理由が存在しない
やめどき
遊タイムが無い以上、電サポ終了後に続行する理由は「その台の回転率がボーダーを超えている」場合だけだ。Z超ジャッジに失敗した2R後や、Z超RUSH・LTの電サポが切れた時点が基本のやめどきになる。右打ち終了の指示が出たら保留(残っている抽選権)を消化し、通常画面に戻ってから席を立つ。
4. アプリ活用と総評
本機は遊タイムが無く、勝ち負けを分ける変数が「1,000円あたり何回転回るか」の一点に集約されている。しかも等価で27〜28回転というボーダーは、他機種の感覚では判断を誤りやすい水準だ。ヘソがワイドで体感よく回るぶん、頭の中の「まあまあ回ってる」がボーダー割れと重なる。
だからこそ、打ちながら回転率を実測して即座にボーダーと突き合わせる作業が効いてくる。1,000円あたりの回転数を自動で計算し、換金率別のボーダーと比較して「今この台は続行かヤメか」を出してくれるカウンター系アプリを使えば、体感に頼らず数字で判断できる。まわるーだのような回転数管理ツールは、まさにこの「回転率とボーダーの差分」をリアルタイムに可視化するためのものだ。ホールの椅子に座ったまま、10回転ごとに判断材料が更新されていく状態を作りたい。
まわるーだ
パチンコの回転率・ボーダー・期待値を、入力するだけで即計算。
総評は★3。右打ち中の大当りがすべて2,200個という出玉設計は気持ちよく、LT継続率約80%の一撃性能も魅力がある。一方で初当りの半分がZ超ジャッジ失敗で無に帰す仕様と、ヘソ賞球1個由来の高いボーダーは、遊びやすさとは真逆を向いている。釘を見て回る台だけを選べる人には武器になり、そうでない人には厳しい台だ。
5. RUSH・出玉の仕組み
RUSH突入契機(Z超ジャッジ)
通常時(左打ち)の大当り1/199.8は、振り分けを問わずすべて2R・約220個。その大当り中にドット下のランプで行われるのが「Z超ジャッジ」で、ランプが「Z」で停止すればZ超RUSH突入が確定する。成功率は50%ちょうど。失敗すると電サポに入らず、そのまま通常の左打ちに戻される。つまり本機は「2回に1回は、当てても何も起きない」。1/199.8の当りのうち電サポまで到達するのは実質1/399.6相当で、ここが体感のキツさを生んでいる。
継続率と転落の仕組み
Z超RUSHは電サポ50回転のST。この間の大当り確率は約1/59.5で、50回転を走り切るまでに当たる確率が約57%になる。転落抽選のような仕組みは無く、単純に「50回転以内に1/59.5を引けるか」の勝負だ。
| 状態 | 電サポ回数 | 大当り確率 | その区間で当たる確率 |
|---|---|---|---|
| Z超RUSH | 50回転 | 約1/59.5 | 約57.1% |
| Z超RUSH LT(50回転) | 50回転 | 約1/59.5 | 約57.1% |
| Z超RUSH LT(実質次回) | 3000回転 | 約1/59.5 | ほぼ100% |
▼ この表の読み方: 電サポ中の大当り確率はどの状態でも1/59.5で同じ。違うのは「何回転もらえるか」だけで、LTの価値は3000回転という事実上の無制限区間を引ける点にある。
上位RUSH・ラッキートリガー(Z超RUSH LT)
Z超RUSH中に大当りを引くと、約10.7%でラッキートリガー「Z超RUSH LT」へ昇格する。内訳は「実質次回(3000回転)」が5.1%、「50回転」が5.6%。LTに入ってからは、大当りの52.3%が実質次回、47.7%が50回転となり、どちらを引いてもLTから出ない。これにより実質継続率が約80%まで跳ね上がる。継続率80%は平均連チャン約4.9回に相当し、2,200個×4.9回で約10,800個が理論上の期待出玉になる。解析サイトによっては約13,000個としているものもあり、算出条件で幅が出る(諸説あり 約10,000〜13,000個)。
✅ LTは「引いた瞬間に万発が見える」枠
LT突入率10.7%は、Z超RUSH中に大当りを9〜10回重ねればおよそ1回引ける計算。Z超RUSHの継続率が57%なので突入1回で平均1.7回ほど当り、LTに触れるのはRUSH突入5〜6回に1回程度になる。そこまで到達すれば期待出玉は一気に1万個クラス。逆に言えば、本機で大勝ちするルートはここしか無い。
局面別の期待出玉
| 局面 | 期待出玉の目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 通常時の初当り1回 | 約1,773〜1,841個 | Z超ジャッジ50%失敗(220個止まり)も込みの平均 |
| Z超RUSH突入1回 | 約3,600〜3,900個 | 継続率57%=平均約1.7回の大当り×2,200個+初当り220個 |
| Z超RUSH LT突入1回 | 約10,000〜13,000個 | 継続率約80%=平均約4.9連×2,200個 |
| 平均電サポ回数 | 約81.2回 | 初当り1回あたり |
▼ この表の読み方: 「初当り約1,800個」は、RUSHに入れなかった半分(220個)とLTまで伸びた大爆発を全部ならした平均値。実戦では220個で終わる展開が最も多い。
6. ボーダー・狙い目・やめどき
回転率の測り方
回転率は業界標準どおり1,000円あたり何回転で見る。測り方は単純で、玉が250玉減るまでに何回転したかを数えるだけ(4円貸しなら1,000円=250玉)。ただし1,000円分では誤差が大きい。最低でも3,000円分=750玉は回してから判断したい。等価ボーダーは約27〜28回転なので、実戦では30回転を超えているかどうかが合否ラインになる。ヘソが広い本機は回転数の母数が早く貯まるため、3,000円ぶんで28回転しか出ない台がそこから33回転まで伸びることはまずない。見切りを早くできるのは数少ない長所だ。
回転率のズレが収支に与える影響(金額換算)
4円等価のボーダーを27.1回転として、実際の回転率がそこから上下したときの差を計算する。1回転あたりの期待獲得は約9.2玉。
| 1,000円あたり回転率 | 1回転あたりの差玉 | 通常時2,000回転での差玉 | 4円換算の期待収支 |
|---|---|---|---|
| 25.1回転(ボーダー−2) | 約−0.75玉 | 約−1,500玉 | 約−6,000円 |
| 27.1回転(ボーダー) | ±0玉 | ±0玉 | ±0円 |
| 29.1回転(ボーダー+2) | 約+0.62玉 | 約+1,240玉 | 約+5,000円 |
| 32.1回転(ボーダー+5) | 約+1.42玉 | 約+2,840玉 | 約+11,400円 |
▼ この表の読み方: 「たった2回転の差」が1日で1万円以上の開きを生む。25.1回転と29.1回転は体感ではほとんど区別できないが、期待収支は約11,000円離れている。だから体感ではなく実測で判断する必要がある。※確率上の期待値であり、1日単位の結果を保証するものではない。
ボーダー狙い vs 遊タイム狙い
遊タイムが無い本機では、立ち回りの選択肢は実質「ボーダー狙い」しか存在しない。ハマり台の拾い、閉店間際の短時間勝負、いずれも根拠となる救済機能が無いため期待値が乗らない。等価で30回転以上回る台を朝から確保して長く回す以外に、この台でプラスを積む方法は無いと考えてよい。低換金ホールは持ち玉なしのボーダーが43回転超と現実離れするため、そもそも打つ対象から外れる。
⚠️ やめどき
- Z超ジャッジ失敗(2R後に右打ち指示が出ない)→ 回転率がボーダー以下なら即やめ
- Z超RUSH 50回転が抜けた→ 通常画面に戻り保留を消化してやめ
- Z超RUSH LTが終了した→ 同上。LT終了後に優遇は一切無い
- 3,000円ぶん回して28回転に届かない→ 等価でも割れているので、大当りを引く前でも席を立つ
7. 演出と信頼度
演出の骨格は前作『PシャカRUSH Z1』を継承している。釈迦(シャカ)とブッタをモチーフにした独特のノリで、先読み・擬似連・役モノ・リーチが段階的に重なる構成だ。数値が公表されている演出は限られるため、公表値がある項目は%で、それ以外は解析サイトで一致している定性表記で整理する。
通常時の先読み・予告(信頼度)
| 演出 | 信頼度・期待度 |
|---|---|
| ほくろ先読み予告(白) | 約50% |
| ほくろ先読み予告(赤) | 約75%(白から赤に昇格すれば本命) |
| リーチ成立 | 35%以上(リーチに行った時点の期待度) |
| 連続予告(3回) | チャンス(回数が増えるほど上昇) |
| 連続予告(5回) | 大当り濃厚(事実上の確定) |
| 保留変化予告 | 点滅<青(黄)<緑<赤<虹 ※青か黄かは諸説あり |
| 額ランプ | フラッシュで期待度示唆 |
| 擬似連予告 | 回数比例で上昇(順目・逆順目の停止で発生) |
| 擬似5到達 | 全回転リーチ濃厚 |
| ぶった擬似連予告 | 高期待度(通常の擬似連より格上) |
| ミニ釈迦役モノ | 動作で期待度アップ(発光色で変化) |
| カーテン予告 | ボタン後の展開で示唆 |
| 仏の一文字予告 | 表示文字で示唆(赤文字・サイズ違いで昇格) |
| リーチ後ボタン予告 | 激アツ(リーチ後なら本命級) |
| リーチ後キャラ予告 | チャンス |
| シャカ通過群予告 | 激アツ(群れなら大幅上昇) |
| シャカ美出現 | 激アツ展開 |
▼ この表の読み方: 数値が確定しているのは「ほくろ先読み」の50%/75%と「リーチ成立」の35%以上のみ。まずこの3つを基準点として覚え、他の演出はそこからの相対的な強弱で捉えると判断がぶれない。
通常時のリーチ(信頼度)
| リーチ | 期待度 |
|---|---|
| 図柄系リーチ | チャンス(基本のリーチ系統) |
| シャカ系リーチ | チャンス(図柄系からの発展先) |
| ぶった斬りリーチ | 期待度が高い(ブッタ系の入口) |
| ぶっ倒せリーチ | 期待度 大(ぶった斬り中の「否」から発展) |
| ブッタ系リーチ(総称) | 激アツ(本機の上位リーチ群) |
| 全回転リーチ | 大当り濃厚(擬似5到達などから到達) |
▼ この表の読み方: 「図柄系 → シャカ系 → ブッタ系 → 全回転」の一本道で格が上がる。ブッタが絡んだ時点で本命と覚えておけばよい。
Z超RUSH中の演出(信頼度)
| 演出 | 期待度 |
|---|---|
| ほくろ先読み予告 | 大チャンス(RUSH中も主力の先読み) |
| カウントダウン予告(0到達) | 激アツ(ST残り回転と連動) |
| 連続予告(4回) | 激アツ(通常時より少ない回数で激アツ域) |
| 図柄変化予告(439) | 特殊リーチ発展濃厚 |
| 喝セグリーチ | 大チャンス(RUSH中専用) |
| オマージュ系演出 | チャンス |
| ブッタ系リーチ | 激アツ(RUSH中でも最上位格) |
▼ この表の読み方: RUSH中は1/59.5と当りが近いぶん、演出の期待度の絶対値も通常時より高い。ST50回転しかないので、カウントダウンが0に近づくほど煽りが強くなる。
大当り中の「Z超ジャッジ」
初当りの2R消化中、ドット下のランプで行われる突入判定。ランプが「Z」で停止すればZ超RUSH突入が確定する。成功率は50%ちょうどで、煽りの強弱で結果が読めるわけではない。液晶の演出に一喜一憂するより、このランプとST残り回転数を把握しているほうが、止め打ちや玉の使い方の判断が早くなる。
8. 打ち方・止め打ち
基本は通常時が左打ち、電サポ中と大当り中が右打ち。なお本機は確定的な止め打ち手順が主要解析サイトでも「調査中」の扱いのため、ここでは公表スペックと一般的な機構から言える範囲に絞る。
通常時の打ち出し(左打ち)
ヘソが同社比約1.5倍とワイドなため、ストローク(玉を打ち出す強さ)のわずかなズレがそのまま回転率に跳ね返る。ヘソに向かう道釘の流れに乗るポイントを探し、そこで固定する。保留(抽選権のストック)が満タンのときは打ち出しを緩める。1/199.8の台で保留を溢れさせるのは、そのまま回転率の損失になる。
ℹ️ 見るべき釘は3か所
- ヘソ(命釘):本機の生命線。ワイド設計なので見た目の広さではなく、同機種の他台と比べた相対的な広さで判断する
- ワープ・風車周りの寄り釘:ヘソまで玉を運ぶ経路。ここが死んでいるとヘソが広くても回らない
- 右打ち側のスルー・電チュー周り:電サポ中の玉持ちに直結する
電サポ中の止め打ち(右打ち)
解析サイトのボーダー計算では、電サポ中に持ち玉が約5%減る前提が置かれている。2,200個の出玉に対して約110玉ぶんの目減りに相当し、止め打ちで詰められるのはおおむねこの範囲だ。平均電サポ回数が約81.2回なので、1回の初当りあたり数十玉から100玉前後の差が生まれる。
最初の数回転でスルーの通りを確認する
右打ち開始後の数回転は打ちっぱなしにして、スルー(電チューを開かせる通過口)への通りを見る。通りが良ければ玉が貯まり、悪ければ電チューが開かず持ち玉が減る。ここの見極めが止め打ちの前提になる。
電チュー開放に合わせて打ち出す
電チューが開くタイミングで打ち出し、閉じる直前に止める。開いていない時間帯に打ち込んだ玉はほぼ全損なので、この無駄玉を削るのが止め打ちの中心になる。
スルーが渋い台では止め打ちを浅めにする
スルーの通りが悪い台で止め打ちを深くすると、電チューの開放そのものが減って逆効果になる。渋い台では止める時間を短くし、スルーへの玉供給を優先したい。
大当りラウンド中(10R×2)
アタッカーは10カウント。10R×2回=実質20ラウンドを消化するため、1ラウンドあたりのロスが20回積み上がる。
ラウンド開始と同時に打ち出す
アタッカーが開いてから打ち出すと玉が届くまでのタイムラグが出る。開放と同時、あるいはわずかに先行して打ち出し、10カウントを最短で埋める。
9カウント目を確認したら打ち出しを止める
10カウントで閉じるので、9カウント目が入った時点で止めれば閉鎖後の無駄玉をほぼ消せる。1ラウンドあたり2〜3玉の節約でも、20ラウンドぶんで40〜60玉になる。
オーバー入賞を狙うなら止めを1カウント遅らせる
台によっては10カウント目と同時に複数玉が入り、規定を超えて賞球が出る(オーバー入賞)。狙う場合は止めるタイミングを1カウントぶん遅らせる。ただし確定手順は未公表で、失敗すれば単なる無駄玉。効果が確認できない台では無理に狙わないほうが堅い。
⚠️ 止め打ちは店のルールを必ず確認する
ホールによっては止め打ち・ひねり打ちなどの技術介入を禁止していることがある。禁止店で行うと注意や遊技中止の対象になる。座る前に台上の掲示や店内ルールを確認したい。
9. 立ち回りの考え方
本機の立ち回りは驚くほど単純だ。遊タイムが無いので拾い要素はゼロ。やることは「1,000円あたり30回転以上回る台を確保して、閉店まで回し切る」この一点に尽きる。
朝イチ・日中・夕方
朝イチに座れるかどうかがほぼすべてだ。開店前に釘を確認できるホールなら、ヘソと寄り釘を見て候補を絞っておきたい。4円等価で27〜28回転がボーダーなので、実戦では30回転を超えている台だけが対象になる。
日中は、前任者が離席した台の回転率を自分で測り直すところから始める。データカウンターの総回転数と使用金額から逆算すれば見当はつく。500回転で20,000円使っている台なら1,000円あたり25回転で、これはボーダー割れ。座る理由が無い。夕方以降は残り時間が短く期待値の絶対額も小さくなるため、ボーダー+5回転級が空いているなら打つ価値はあるが、+1〜2回転の台を2時間だけ打つのは確率のブレに対して見合わない。
ホール選びのポイント
ヘソワイド機は「回して見せる」台なので、ホール側も看板機種として釘を開けることがある。逆に、ワイドヘソに甘えてマイナス調整でも回って見えるため、締めやすい台でもある。同一ホール内で複数台の回転率を比較し、明確に開いている島があるかを見極めたい。
出玉のブレに備える
Z超ジャッジ50%、RUSH継続57%、LT突入10.7%と、本機は節目ごとに大きな分岐を持つ。期待値がプラスの台でも、1日単位では初当り10回すべてジャッジ失敗という展開が起こりうる(確率は約0.1%だが、ゼロではない)。逆にLTを序盤で引ければ1万個クラスの出玉が一気に付く。1日の結果ではなく、ボーダーを超えた台を積み重ねた先の長期収支で判断する台だ。
まわるーだ
パチンコの回転率・ボーダー・期待値を、入力するだけで即計算。
10. よくある質問
Q. PホワイトシャカRUSHのボーダーは?
4円等価で1,000円あたり約27〜28回転。3.33円交換なら持ち玉遊技ありで約29〜30回転、持ち玉なしなら約33回転まで上がる。ヘソ賞球が1個しかないため、1/199.8のライトミドルとしては異例に高い水準だ。実戦では等価でも30回転以上を目安にしたい。
Q. 遊タイムはいつ発動する?
本機に遊タイムは搭載されていない。何回転ハマっても救済は無く、大当り確率は常に1/199.8のまま変わらない。ハマり台を拾う立ち回りには一切期待値が乗らないので、データカウンターの回転数は台選びの材料にならない。
Q. ラッキートリガーの突入条件は?
Z超RUSH中の大当りの約10.7%で「Z超RUSH LT」に突入する。内訳は実質次回(3000回転)が5.1%、50回転が5.6%。LTの継続率は約80%で、平均約4.9連=約10,800個の出玉が期待できる。通常時の当りから直接LTに入るルートは無い。
Q. 止め打ちの効果はどのくらい?
解析サイトのボーダー計算では電サポ中に持ち玉が約5%減る前提が置かれており、2,200個の出玉に対して約110玉ぶんが目減りの目安になる。止め打ちで詰められるのはこの範囲だ。加えてラウンド中に9カウント目で打ち出しを止めれば、10R×2=20ラウンドで40〜60玉ほど節約できる。確定手順は未公表なので、スルーの通りを見ながら調整したい。
Q. 前作『PシャカRUSH Z1』との違いは?
最大の違いはヘソを同社比約1.5倍に広げた点。加えてRUSH突入率が100%から50%に、RUSH継続率が約70%から約57%に変わり、右打ち中の出玉が一律2,200個(10R×2)に統一された。入口を絞って出口を太くした設計変更で、爆発力は上がったが初当りの価値は下がっている。
Q. RUSHに入れば確実に出玉は増える?
増える可能性は高いが確実ではない。Z超RUSHはST50回転・継続率約57%なので、突入しても約43%は2,200個を1回も取れずに終わる。突入1回あたりの期待出玉は約3,600〜3,900個だが、これはLTまで伸びた展開を含めた平均値で、実戦では2,200個1回で終わる展開も珍しくない。
11. 関連ページ
※ スペック・ボーダーは執筆時点の情報。最新の確定値はメーカー公式・解析サイト等で照合したい。








