© 遊技通信web / 画像出典: https://www.yugitsushin.jp/news/三度目は、運命―「pa愛の不時着-99スイート-ver-」/韓流ドラマを題材にしたメーシーの甘デジ。愛の降臨RUSHと愛の燦然RUSH(LT)の二段構えを実戦目線で解析する
- 💗 1/99.9の甘デジに1種2種混合を搭載:通常時の大当りは約1/99.9。右打ち中は小当り約1/54.3を引いてV入賞させる仕組みで、電サポ中の当りペースが一気に速くなる
- 🔁 RUSH突入率は約51%、ただし3回目は確定:RUSHに入らない初当りが2回続いたら、次の大当りは100%で愛の降臨RUSHへ。遊タイムの代わりになる救済だ
- 🌟 LT「愛の燦然RUSH」は継続率約92%:愛の降臨RUSH中に10R大当り(1,000個)を3回積んで3,000個に到達すれば発動。ここからが本機の一撃ゾーン
- 🎯 等価ボーダー約17.5回転/千円:遊タイムは非搭載なので、立ち回りの軸は回転率と「台の状態」の2つになる
1. 機種概要
PA愛の不時着 99スイート ver.は、韓流ドラマ「愛の不時着」を題材にしたメーシー製のパチンコ。2026年9月7日にホール導入された甘デジで、2025年2月に登場した1/319.6のミドル機「P愛の不時着」をスペックダウンさせた派生機にあたる。型式名はPA愛の不時着SB、筐体はSHINOBI7 SE、導入台数は全国約1,500台。
通常時の大当り確率は約1/99.9。当たると3R(払出300個)を獲得し、そこから約51%で電サポ60回転の「愛の降臨RUSH」へ突入する。RUSHに入らなかった場合は電サポ0回でそのまま通常時に戻るため、出玉は300個で終了だ。ただしこの非突入が2回続くと、次の大当りは100%でRUSHに入る。キャッチコピーの「三度目は、運命」はここを指していて、最悪でも3回目の初当りでRUSHが約束される設計になっている。
RUSH中は小当り約1/54.3を引いてV入賞させることで大当りとなり、その半分が10R=1,000個。この10R大当りを3回積んで出玉3,000個に到達すると、上位のLT(ラッキートリガー)「愛の燦然RUSH」が発動する。継続率は約92%、電サポは130回転。甘デジでありながら、ここに入れば万発クラスまで伸びる余地がある。ドラマの実写映像をそのまま使ったSPリーチが演出の看板で、原作を知っている打ち手ほど当たりの重みを感じやすい作りだ。
ℹ️ 「1種2種混合」とは
通常時(左打ち)はデジタルの抽選で大当りを狙う1種、右打ち中は小当りを引いてから盤面のV入賞口に玉を通して大当りにする2種、という2つの当り方を1台に混ぜたタイプ。本機の場合、右打ち中の当りペースを決めているのは大当り確率ではなく小当り約1/54.3のほうだ。
前作との違い
前作「P愛の不時着」(2025年2月3日導入)との比較が下表。大当り確率が3分の1近くまで軽くなった代わりに、RUSH突入率と1回の出玉が削られている。変わった項目を黄色で示した。
| 項目 | P愛の不時着(前作) | PA愛の不時着 99スイート ver.(本機) |
|---|---|---|
| 導入日 | 2025年2月3日 | 2026年9月7日 |
| 通常時の大当り確率 | 約1/319.68 | 約1/99.9 |
| 右打ち中の当り確率 | 約1/99.90(大当り) | 約1/54.3(小当り) |
| RUSH突入率 | 約84% | 約51%(非突入2連続後は100%) |
| 愛の降臨RUSH | ST140回・継続率約77% | 電サポ60回・継続率約70% |
| 愛の燦然RUSH(上位) | ループ率約50% | 継続率約92%・10R×3回で突入 |
| 10R大当りの出玉 | 約1,500個+α | 1,000個 |
| 賞球 | 1&6&7&15 | 1&1&6&1&10 |
| 遊タイム | 非搭載 | 非搭載 |
| 救済機能 | なし | 初当り3回目でRUSH確定 |
▼ この表の読み方: 前作を打っていた人向けの差分一覧。「軽くなったぶん1回の出玉と突入率が削られた」という甘デジ化の典型パターンで、前作の感覚のまま連チャンを期待すると肩透かしになる点を押さえたい。
💡 前作より「RUSHに入らない当り」が増えている
前作は突入率約84%なので、当たればほぼRUSHだった。本機は約51%で、およそ半分が3R300個の単発で終わる。代わりに当り自体が3倍以上引きやすく、非突入が2回続けば3回目は確定。トータルの出玉効率で埋め合わせている構造だ。
2. スペック
基本スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 機種名 | PA愛の不時着 99スイート ver. |
| 型式名 | PA愛の不時着SB |
| メーカー | メーシー(販売元:ユニバーサルエンターテインメント) |
| 導入日 | 2026年9月7日(月) |
| 導入台数 | 全国約1,500台 |
| タイプ | 甘デジ/1種2種混合+LT(ラッキートリガー)搭載 |
| 大当り確率(通常時・特図1) | 約1/99.9 |
| 小当り確率(右打ち中・特図2) | 約1/54.3 |
| 電サポ回数 | 0回/60回(愛の降臨RUSH)/130回(愛の燦然RUSH=LT) |
| 賞球 | 1&1&6&1&10 |
| カウント | 10カウント(1R=100個) |
| ラウンド | 3R/10R |
| 保留数 | 特図1・特図2 各4個 |
| RUSH突入率 | 約51%(RUSH非突入の初当り2連続後は100%) |
| 愛の降臨RUSH継続率 | 約70% |
| 愛の燦然RUSH(LT)継続率 | 約92% |
| LT突入条件 | 愛の降臨RUSH中に10R大当り3回(出玉3,000個)を獲得 |
| 最大出玉 | 10R=1,000個(LT継続でその積み上げ) |
| 遊タイム | 非搭載 |
| その他 | コンプリート機能搭載(1日の払出上限到達で遊技終了) |
| 筐体 | SHINOBI7 SE |
▼ この表の読み方: 座る前に見るのは「約1/99.9」「電サポ60回」「突入率約51%」の3つ。右打ち中の体感テンポを決めているのは大当り確率ではなく小当り約1/54.3なので、そこを混同しないようにしたい。
通常時の大当り振り分け
通常時の大当りは3R一択で、分岐するのは「RUSHに入るか、入らないか」だけ。出玉はどちらも払出300個で同じだ。
| 大当り内容 | 払出 | その後の電サポ | 選択率 |
|---|---|---|---|
| 3R(愛の降臨RUSH突入) | 300個 | 60回転 | 51.0% |
| 3R(RUSH非突入) | 300個 | 0回転 | 49.0% |
| 合計 | 100.0% | ||
▼ この表の読み方: 出玉の差ではなく「電サポ60回転が付くかどうか」を見る表。非突入だと電サポが0回転なので、300個を取ってすぐ左打ちに戻る。データカウンターでは3R単発として記録されるため、外から状態を読む手がかりになる。
愛の降臨RUSH中の大当り振り分け
| 大当り内容 | 払出 | その後の電サポ | 選択率 |
|---|---|---|---|
| 10R | 1,000個 | 60回転(RUSH継続) | 50.0% |
| 3R | 300個 | 60回転(RUSH継続) | 50.0% |
| 合計 | 100.0% | ||
▼ この表の読み方: RUSH中はどちらを引いても電サポ60回転に入り直す。差は出玉だけで、1回の当りの平均は(1,000+300)÷2=650個。この10Rを3回引ければLTに到達する、というのが本機のゲーム性の芯だ。
愛の燦然RUSH(LT)中の大当り振り分け
| 大当り内容 | 払出 | その後の電サポ | 選択率 |
|---|---|---|---|
| 10R | 1,000個 | 130回転(LT継続) | 50.0% |
| 3R | 300個 | 130回転(LT継続) | 50.0% |
| 合計 | 100.0% | ||
▼ この表の読み方: 出玉の振り分けは降臨RUSHと同じ。違うのは電サポが60回転から130回転へ倍増する点で、それだけで継続率が約70%から約92%へ跳ね上がる。LTの価値は「出玉が増える」より「切れにくくなる」ことにある。
継続率のしくみ(電サポ回数から逆算)
本機の継続率は難しい計算ではなく、「電サポ回数のあいだに小当り約1/54.3を引けるか」だけで決まる。下表は電サポ回数ごとの当選期待度を計算したもの。
| 電サポ回数 | 小当り1/54.3を引ける確率(計算値) | メーカー公表の継続率 |
|---|---|---|
| 60回転(愛の降臨RUSH) | 約67% | 約70% |
| 130回転(愛の燦然RUSH/LT) | 約91% | 約92% |
▼ この表の読み方: 公表値と計算値がほぼ一致しているので、スペック表の数字はそのまま信じて良い。60回転は3回に1回落ちる、130回転は10回に1回しか落ちない——この体感差を覚えておくと立ち回りの判断が速くなる。
出玉と平均連チャンの目安
| 項目 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| 1R当たりの出玉 | 100個 | 10カウント×賞球10個 |
| 3R大当り | 300個 | 通常時の初当りは全てこれ |
| 10R大当り | 1,000個 | RUSH/LT中のみ。3回でLT発動 |
| 初当り1回あたりの平均獲得 | 約1,428玉 | RUSH非突入を含めた全体平均(解析ツール算出値) |
| 初当り1回あたりの平均電サポ | 約162回転 | 同上。目安として扱いたい |
| 愛の降臨RUSHの平均連チャン | 約2.3回 | 継続率70%からの概算。出玉は約1,500玉 |
| 愛の燦然RUSH(LT)の平均連チャン | 約11回 | 継続率92%からの概算。出玉は約7,000玉 |
▼ この表の読み方: 「初当り1回で平均約1,428玉」がこの機種の実力値。等価なら約5,700円ぶんの出玉に相当し、これを100回転ぶんの投資で取りに行く——という収支構造がボーダー計算の土台になっている。
★換金率別ボーダー表
ボーダー(その台で収支がトントンになる1,000円あたりの回転数)は下表の通り。4円貸し・現金投資100%・電サポ中の削り無しを前提にした計算値で、換金率が悪くなるほど必要な回転数は増えていく。
| 換金率 | 1,000円あたりの交換玉数 | ボーダー(回転/千円) |
|---|---|---|
| 4円等価 | 25玉 | 約17.5回転 |
| 3.57円交換 | 28玉 | 約19.6回転 |
| 3.33円交換 | 30玉 | 約21.0回転 |
| 3.03円交換 | 33玉 | 約23.1回転 |
▼ この表の読み方: 自分が打つホールの換金率の行だけ見れば良い。いずれも4円貸しなので1,000円=250玉。表の回転数を千円あたりで上回っていれば期待値はプラス、下回っていればマイナスになる。
⚠️ 非等価のボーダーは前提で数字が変わる
上表は「現金を入れ続けた場合」の計算。実際は持ち玉で回す割合が増えるほど必要回転数は下がり、別の解析では3.57円交換で約18.1回転、3.33円交換で約18.6回転という持ち玉運用前提の数値も出ている(諸説あり)。非等価のホールで打つなら「厳しく見て19〜21回転、持ち玉が長く続く展開なら18回転台」くらいの幅で捉えておくのが安全だ。等価の約17.5回転はどちらの計算でも一致している。
回転率ごとの期待差玉(4円等価)
回転率が1回転違うとどれだけ収支が動くのか、玉数と金額で並べたのが下表。出玉の還元は1回転あたり約14.3玉(平均1,428玉÷99.9回転)で計算している。
| 回転率(回転/千円) | 1回転あたりの差玉 | 1,000回転あたりの差玉 | 1,000回転あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 15.0回転 | -2.4玉 | 約-2,370玉 | 約-9,500円 |
| 16.0回転 | -1.3玉 | 約-1,330玉 | 約-5,300円 |
| 17.0回転 | -0.4玉 | 約-410玉 | 約-1,600円 |
| 17.5回転(ボーダー) | ±0玉 | ±0玉 | ±0円 |
| 18.0回転 | +0.4玉 | 約+410玉 | 約+1,600円 |
| 19.0回転 | +1.1玉 | 約+1,140玉 | 約+4,600円 |
| 20.0回転 | +1.8玉 | 約+1,800玉 | 約+7,200円 |
▼ この表の読み方: 「あと1回転」の重みを金額で確かめる表。等価ボーダー-2.5回転にあたる15.0回転の台を1,000回転回すと期待収支は約-9,500円。逆に19.0回転回る台なら同じ1,000回転で約+4,600円になる。1回転の差が千円単位で効いてくる。
3. 遊タイム・天井
結論から書くと、本機に遊タイムは搭載されていない。その代わりに「初当り3回目でRUSH確定」という別方式の救済が用意されている。ハマり台を拾う立ち回りをする人ほど、ここの理解が収支を分ける。
遊タイム発動条件
本機の時短は0回転・60回転・130回転の3種類だけで、公式・業界資料のいずれにも「規定回転数の消化による時短(遊タイム)」の記載がない。前作のP愛の不時着も遊タイム非搭載であり、LT搭載機では珍しくない構成だ。つまり通常時をどれだけ回しても、回転数だけを理由に電サポへ入ることはない。
ℹ️ 遊タイムとは
通常時を規定回転数ハマると自動的に時短(電サポ)へ突入する、いわば天井救済の公式機能。搭載機なら「あと○回転で発動」という狙い方ができるが、本機のように非搭載の機種では回転数によるハイエナは成立しない。
遊タイム恩恵
非搭載のため恩恵も存在しない。代わりに本機で「天井」として機能するのが、RUSH非突入の初当りが2回続いた後の3回目だ。この状態に入ると次の大当りは100%で愛の降臨RUSH(電サポ60回転)へ突入する。回転数ではなく初当り回数でカウントが進む天井、と考えると分かりやすい。
| 台の状態 | 次の初当りのRUSH突入率 | 期待できる出玉 |
|---|---|---|
| RUSH非突入0回(フラットな状態) | 約51% | 平均約1,428玉 |
| RUSH非突入1回 | 約51% | 平均約1,428玉 |
| RUSH非突入2回(確定状態) | 100% | 約2,500〜2,900玉(概算) |
▼ この表の読み方: 拾う価値があるのは最下段の「非突入2回」だけ。1回では突入率が変わらないので、1回目の3R単発を見て慌てて座る必要はない。
遊タイム狙いの代わりになる狙い目と期待値
確定状態の台は、次の初当り1回の価値が普通の台より約1,400玉ぶん高い。等価なら約5,600円相当の上乗せだ。到達までの投資は通常の初当り1回分(約100回転=等価17.5回転の台なら約5,700円)なので、回転率がボーダー前後の台でも確定状態なら十分に拾える。
✅ 確定状態は「3R単発が2回」で読む
非突入の初当りは3R300個を取って電サポ0回でそのまま終わる。データカウンターやランプの履歴では、短い当りが2回続いて連チャンしていない形で残る。これが2つ並んでいて、その後に連チャンの跡が無い台が確定状態の候補だ。台の履歴が読めるホールなら、朝イチ以外でも狙って拾える。
⚠️ カウント引き継ぎは自分で確かめたい
この非突入カウントが閉店時の電源断や日をまたいだ時にどう扱われるかは、現時点で確定情報が出ていない。朝イチから確定状態を前提に打つのはリスクがある。日中の打ち替わり台を拾う——という使い方に留めておくのが無難だ。
やめどき
⚠️ やめどき
- 愛の降臨RUSHの電サポ60回転が終了 → 右打ちの残り保留を消化して即やめ
- 愛の燦然RUSH(LT)の電サポ130回転が終了 → 同じく残り保留の消化後に即やめ
- 3R単発(RUSH非突入)を引いた → 電サポが0回転なので、300個を取ったら通常時の続行はボーダー次第で判断
- 回転率が千円あたり17.5回転(等価)を下回っていると分かった → 状態に関係なく撤退
遊タイムが無いので「ここまで回せば恩恵がある」というゴールが存在しない。電サポが切れた瞬間が素直なやめどきで、続けるかどうかの判断材料は回転率と確定状態の有無だけだ。惰性で回すほど期待値が削れる構造だと割り切りたい。
4. アプリ活用と総評
本機は遊タイムが無いぶん、勝負を決めるのが回転率の把握になる。等価17.5回転という分岐は、実際に打ちながら手計算で判定するには微妙なラインだ。千円あたり17回転なのか18回転なのか——この1回転の差が1,000回転で約3,200円動く(前掲の期待差玉表を参照)のだから、感覚で「まあ回ってる」と判断するのは危うい。投資額と回転数を入れるだけでボーダー到達を判定してくれるカウンター系のアプリを使えば、座って500円ぶん回した時点で撤退か続行かを機械的に決められる。非突入の初当り回数をメモしておく用途にも使えるので、確定状態の管理と回転率の管理をまとめて任せてしまうのが楽だ。
まわるーだ
パチンコの回転率・ボーダー・期待値を、入力するだけで即計算。
総評としては、★3相当の素直な甘デジ。1/99.9で当りに触れる頻度は高く、LT到達時の3,000個超という出玉の絵も分かりやすい。一方でRUSH突入率が約51%しかなく、LT到達は初当りから約8%(後述の概算)。派手な一撃を毎日見られる機種ではない。等価17.5回転を明確に超える台を見つけられるかどうかが、そのまま評価を左右する一台だ。
5. RUSH・出玉の仕組み
本機の出玉は「愛の降臨RUSH」と「愛の燦然RUSH(LT)」の2階建て。下の階で10R大当りを3回積めば上の階に上がれる、という分かりやすい構造になっている。
RUSH突入契機
通常時(左打ち・約1/99.9)
デジタルの抽選で大当りを狙う。当たれば3R=300個を獲得。ここで51%を引ければRUSHへ、49%なら電サポ0回で通常時に戻る。
愛の降臨RUSH(右打ち・電サポ60回転)
小当り約1/54.3を引いてV入賞させれば大当り。60回転のあいだに引ける確率は約67%で、これが継続率約70%の正体。当りの半分が10R=1,000個だ。
10R大当り3回でLT発動
愛の降臨RUSH中に10R大当りを3回獲得(出玉3,000個到達)すると、愛の燦然RUSHへ移行。3回目の10Rを引いた時点で確定する。
愛の燦然RUSH(LT・電サポ130回転)
電サポが130回転に倍増し、継続率は約92%へ。平均11回前後の連チャンで約7,000玉が見込める(概算)。落ちれば通常時に戻る。
継続率と小当りの関係
RUSH中に「当たる/落ちる」を決めているのは小当り約1/54.3だけだ。電サポ60回転で約67%、130回転で約91%——この2つの数字を覚えておけば、RUSHの残り回転数を見て粘りどころが判断できる。残り40回転を切っていれば落ちる側の確率が高まっている、という素直な話になる。
| 残り電サポ回転数 | まだ当りを引ける確率(1/54.3基準) |
|---|---|
| 残り130回転 | 約91% |
| 残り100回転 | 約84% |
| 残り60回転 | 約67% |
| 残り40回転 | 約52% |
| 残り20回転 | 約31% |
| 残り10回転 | 約17% |
▼ この表の読み方: 残り回転数から「まだ助かる見込み」を読む表。LTの130回転がいかに強いかが一目で分かる。降臨RUSHの60回転は3回に1回落ちる計算なので、連チャンが途切れるのを過度に不運と感じる必要はない。
上位RUSH・ラッキートリガー(愛の燦然RUSH)
LTの突入条件は「愛の降臨RUSH中に10R大当りを3回」。10Rの振り分けは1/2、RUSHの継続率は約70%という2つの条件を同時に満たす必要があるので、到達はそこまで簡単ではない。スペックの振り分けから計算すると、愛の降臨RUSHに突入した1回あたりのLT到達率は約15%、初当り1回あたりに換算すると約8%(突入率51%×15%)の概算になる。おおよそ12〜13回の初当りに1回、という頻度だ。
💡 LT到達率の考え方
RUSHが続く確率が約70%、そのうち半分が10R。つまり「10Rを引きながら3回生き残る」必要がある。連チャンが5〜6回続いてくれば10Rが3回集まる可能性が高まるので、実戦では「RUSHが長引いた時のご褒美」として見ておくとちょうど良い。数値はスペックからの概算で、実際は引き次第で上下する。
出玉を伸ばすルート
| ルート | 内容 | 出玉の目安 |
|---|---|---|
| 非突入ルート | 3R単発で終了(49%) | 300個 |
| 降臨RUSH短命 | RUSH突入後1〜2連で落ちる | 約600〜1,600玉 |
| 降臨RUSH平均 | 平均2.3連(10Rと3Rが混在) | 約1,500玉 |
| LT到達ルート | 10R×3回で3,000個+LTの連チャン | 約10,000玉前後(概算) |
▼ この表の読み方: 1日の収支がどこで決まるかを示す表。約半分が300個で終わり、RUSHに入っても平均1,500玉。大きく勝つ日はほぼLT到達日なので、LTに届かない日をどれだけ薄く負けられるかが実戦の勝負になる。
6. ボーダー・狙い目・やめどき
換金率別ボーダー(再掲と読み方)
| 換金率 | 交換玉数(千円) | ボーダー(回転/千円) | 判断の目安 |
|---|---|---|---|
| 4円等価 | 25玉 | 約17.5回転 | 18回転超えなら終日勝負できる |
| 3.57円交換 | 28玉 | 約19.6回転 | 20回転が見えないと厳しい |
| 3.33円交換 | 30玉 | 約21.0回転 | 甘デジとしてはかなりの開けが必要 |
| 3.03円交換 | 33玉 | 約23.1回転 | 実質的に見つけるのは困難 |
▼ この表の読み方: 左端の換金率で行を選び、3列目の数字を千円あたりの実測回転数と比べるだけ。数えるのは「1,000円で何回転したか」で、100円あたりで見ると誤差が大きくなるので必ず千円単位で判断したい。
実測のやり方はシンプルだ。玉を250玉借りて、保留が切れるまで打ち切った回転数を数える。これを2〜3回繰り返して平均を取れば、そのまま千円あたりの回転率になる。等価で18回転を超えていれば十分、17回転を割っていれば席を立つ——この線引きで機械的に判断すれば大きく外さない。
ボーダー狙い vs 状態狙い
遊タイムが無い本機で狙い方は2つ。ひとつは回転率の良い台を長く打つボーダー狙い、もうひとつは「RUSH非突入2連続=次回確定」の状態を拾う状態狙いだ。
| 狙い方 | 条件 | 向く時間帯 | 期待値の source |
|---|---|---|---|
| ボーダー狙い | 等価で18回転以上回る台 | 朝イチ〜終日 | 1回転あたり+0.4玉以上の積み上げ |
| 状態狙い | 3R単発が2回続いて連チャンしていない台 | 日中〜夕方 | 初当り1回で約1,400玉の上乗せ |
▼ この表の読み方: 両方の条件が重なった台(回る+確定状態)が最優先。どちらか一方しか無い場合は、ボーダーを大きく割っている台は状態が良くても見送るのが正解。土台のマイナスは上乗せで埋めきれない。
✅ 等価と非等価で戦い方を変える
等価の17.5回転は甘デジとして現実的なラインだが、3.33円交換の21.0回転はかなりの開けが必要になる。非等価のホールで本機を打つなら、無理にボーダーを追わず確定状態の台だけを拾う短時間の立ち回りに絞るほうが期待値を残しやすい。
やめどき
電サポ(60回転/130回転)が切れて、右打ちの残り保留を消化した時点が基本のやめどき。そこから通常時を続けるかどうかは、自分で測った回転率がボーダーを超えているかだけで決める。「そろそろ当たりそう」という感覚で回し続けるのが一番損をするパターンだ。前掲のとおり、等価ボーダー-2.5回転の台を1,000回転回すと期待収支は約-9,500円になる。回らない台で粘る時間そのものがマイナスを積む行為だと理解しておきたい。
7. 演出と信頼度
演出の看板はドラマの実写映像を使ったSPリーチ。シリーズとしての演出体系は前作P愛の不時着から引き継がれており、保留変化・先読み・SPリーチの三段構成で期待度が上がっていく。色の序列は青<緑<紫<赤<金で、金が出れば当りはほぼ確定。心音エフェクト、タイトル、テロップ、ボタンアイコンなど、色が変化する箇所はすべてこの序列で読める。
⚠️ 以下の信頼度は前作で判明している数値
本機は2026年9月7日導入の甘デジで、演出別の信頼度は集計が出そろっていない。下表は演出ベースが共通する前作(P愛の不時着/約1/319.6)で判明している数値を並べたもの。甘デジ化でRUSH突入率や振り分けが変わっているため、本機では上下する。あくまで「どの演出がアツいか」の序列を掴む目安として扱いたい。
保留変化の信頼度
| 保留 | 信頼度(前作参考値) |
|---|---|
| 緑保留 | 約10.9% |
| 紫保留 | 約30.1% |
| 赤保留 | 約70.1% |
| 愛の不時着保留 | 約71.7% |
| 金保留 | RUSH突入大当り濃厚 |
▼ この表の読み方: 紫まではハズレが基本、赤に変われば7割の当り。緑と紫で一喜一憂せず、赤・金・専用保留だけを本気で追えばいい。
先読み・予告の信頼度
| 予告 | 信頼度(前作参考値) |
|---|---|
| 同色先読み予告(赤) | 約27.0% |
| 閃光フラッシュ先読み(赤) | 約29.0% |
| 閃光フラッシュ先読み(金) | 90%以上 |
| ハートランプ心音先読み | 約37.0% |
| エーデルワイス役物(赤) | 約28.6% |
| エーデルワイス役物(金) | 約89.0% |
| しりとりミッション(赤) | 約25.6% |
| しりとりミッション(金) | 約85.1% |
| メインキャラカットイン(赤) | 約30.6% |
| メインキャラカットイン(金) | 約88.2% |
| 愛の不時着ボタン | 約88.3% |
| バイブ予告 | 90%以上 |
▼ この表の読み方: 赤は3割前後、金は9割前後という二極構造。赤で当たらなくても普通なので、金が出るまでは基本的に流し見で良い。バイブ予告と愛の不時着ボタンだけは赤の段階から別格だ。
SPリーチの信頼度
SPリーチは実写映像を使った人気エピソードのモチーフで、大きく「運命SPリーチ」「愛の降臨SPリーチ」「エピソードSPリーチ」の3系統。運命SPリーチには4パターンあり、どれに発展したかで期待度が段違いになる。
| SPリーチ | 系統 | 信頼度(前作参考値) |
|---|---|---|
| 11課の婚約者 | 運命SP | 約14.0% |
| セリとの約束 | 運命SP | 約19.5% |
| 迫りくる危機 | 運命SP | 約33.6% |
| 決意の救出 | 運命SP | 約51.5% |
| 運命の再会 | 愛の降臨SP | 約61.4% |
| 軍事境界線 | 愛の降臨SP | 約81.5% |
| エピソードSPリーチ | エピソード | 約25.0% |
| 全回転リーチ | プレミア | 大当り濃厚 |
▼ この表の読み方: 「愛の降臨SP」系に発展した時が本命。運命SPの中でも決意の救出は5割を超えるので、リーチの名前で期待度を切り替えられるようにしたい。どのリーチでも途中でチャンスルートに発展すれば信頼度は大幅にアップする。
ステージと演出法則
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 北ステージ | 愛の篝火ZONE(約60.5%)・特殊保留はトマト |
| 南ステージ | 運命のピアノZONE(約50.8%)・物資調達予告・特殊保留はエーデルワイス |
| 保留変化の法則 | 変化煽りが2回連続で失敗すれば変化濃厚、3回連続ならRUSH濃厚 |
| リーチライン予告 | 「CHANCE」が2回出現でSP発展濃厚、3回出現で大当り濃厚 |
| バイブ予告の法則 | 赤ボタンでのバイブはRUSH濃厚 |
▼ この表の読み方: ステージによって出る演出と特殊保留が変わる。特殊保留は色が成長するほど信頼度が上がるので、トマトやエーデルワイスが出たら成長するかを見届けたい。
RUSH中の演出
| 演出 | 信頼度(前作参考値) |
|---|---|
| 保留変化(緑) | 約61.4% |
| 愛シャッター先読み(成功時) | 約81.2% |
| 指ハート先読み(赤) | 約81.8% |
| ST回数先読み予告(赤) | 約80.1% |
| セリズチョイス先読み(赤) | 約88.3% |
| キャラカットインSU予告(SU4赤) | 約89.0% |
| もう一つの愛リーチ | 約73.8% |
| 運命の扉SPリーチ(LT中) | 10R大当り濃厚 |
▼ この表の読み方: RUSH中は通常時と信頼度の水準がまるで違い、緑保留でも6割。赤系が出たら8割超えなので、右打ち中は演出を追うより打ち出しの手を止めないことを優先したい。
✅ LT中の「運命の扉SPリーチ」は出玉の合図
愛の燦然RUSH中に運命の扉SPリーチが発展すれば10R=1,000個が濃厚。LT中の当りは10Rと3Rが50%ずつなので、この演出が出た時点で出玉の伸びが確定する。アタッカーへの打ち出し準備をしておきたい。
8. 打ち方・止め打ち
賞球は1&1&6&1&10。ヘソの賞球が1個なので通常時の玉持ちは釘任せになるが、右打ち中は電チュー入賞で6個返ってくるため、止め打ちを入れると持ち玉の減りをほぼ抑えられる。電サポは初当りあたり平均約162回転あるので、この差は1日で数百玉のレベルになる。
通常時の打ち出し
通常時は左打ちでヘソを狙う。1個返しなので、ストロークがずれて無駄玉が出るとそのまま回転率に響く。ヘソに素直に届く強さを見つけたら、その位置を固定して打つのが基本だ。保留が4個で満タンになったら打ち出しを止め、消化されたぶんだけ打ち足す単発打ちにすると千円あたりの回転数が伸びる。
💡 保留4個で止めるだけで回転率が変わる
保留が満タンの状態で打ち続けた玉は、ヘソを通っても抽選されず消えるだけ。特に当りやすい1/99.9の甘デジでは保留が埋まる時間が長く、止める癖があるかどうかで千円あたり0.5〜1回転ほど差が出る。ボーダーが17.5回転の機種で1回転の差は大きい。
電サポ中の止め打ち
右打ち中は、電チューが開いたタイミングに合わせて必要な発数だけ打ち出すのが基本。電チュー賞球は6個なので、打ち出し4発で1個入賞すれば差し引き+2玉、5発なら+1玉になる。逆に開いていない間に打ち続けると、その玉はほぼ丸損だ。
電チューの開放に合わせて4〜5発
電チューが開いた瞬間に打ち出し、閉じるのに合わせて止める。1回の開放につき4〜5発が目安。賞球6個に対して打ち出し4発なら1回転あたり+2玉ほどのプラス収支になる。
スルーの通りを見て発数を調整
スルー(電チューを開かせるゲート)の通りが悪い台は、玉を貯めるために発数を増やす必要がある。通りが良い台なら4発、渋い台は5〜6発へ増やす。座る前にスルー周りの釘を見ておくと初手から無駄が出ない。
保留4個が埋まったら止める
右打ち中も特図2の保留は4個。埋まってから打ち続けた玉は電サポ回転数に反映されないので、そのぶんは純粋な損。電サポ60回転/130回転を消化する間じゅう、この止めを効かせたい。
⚠️ 止め打ちの可否はホールのルールが優先
止め打ちを禁止しているホールもある。貼り紙や店員の案内を確認して、禁止されているなら通常の全開で打つ。無理に技術介入して注意を受けるほうが損失は大きい。
大当りラウンド中
アタッカーは10カウント(1R=100個)。ラウンド中の基本は、規定カウントに届いた直後の無駄打ちを減らすことだ。9カウント目を確認したら弱めに1〜2発だけ打ち足し、オーバー入賞を狙いつつ10カウント到達で止める。10R大当りならこれをラウンドごとに繰り返すので、丁寧にやると数十玉の差が出る。
✅ 3Rと10Rで構えを変える
本機の大当りは3Rと10Rの2種類だけ。3R(300個)は短いので止め打ちの効果も小さく、力を入れるのは10R(1,000個)のほう。RUSH中に10Rが確定した局面だけ意識して丁寧に打つ、というメリハリで十分だ。
9. 立ち回りの考え方
遊タイムが無い機種の立ち回りは、突き詰めると「回る台を長く打つ」か「状態の良い台を短く拾う」の二択になる。本機の場合、この2つに時間帯の向き不向きがはっきりある。
朝イチ
朝は釘の良い台を確保してボーダー狙いに徹するのが王道。導入から日が浅く注目度もあるので、新台コーナーは開けられている可能性がある。まず250玉を打ち切って回転数を数え、等価で18回転を超えていればそのまま終日。17回転を割っていれば早々に見切って別の台へ移るほうが良い。非突入カウントの日をまたいだ扱いは未確定なので、朝イチに状態を期待して座るのは避けたい。
日中
日中は状態狙いの時間帯。3R単発(RUSH非突入)が2回続いて放置された台があれば、次の大当りはRUSH確定。約1,400玉ぶんの上乗せがある状態なので、回転率がボーダー前後でも十分に拾える。データカウンターや台の履歴から「短い当りが2回並んで、その後に連チャンの跡がない」台を探すのが具体的な手順になる。
夕方〜閉店前
夕方以降は残り時間で回せる回転数が限られるので、ボーダーぎりぎりの台に座る意味は薄い。確定状態の台か、明確に回る台のどちらかに絞る。1/99.9なので短時間でも初当りに届きやすく、確定状態の台を1回消化して終わりにする——という使い方が噛み合う。
ホール選びのポイント
等価17.5回転に対し、3.33円交換だと21.0回転が必要になる。同じ機種でも換金率で要求ラインが3.5回転も動くので、非等価のホールでボーダー狙いに徹するのは効率が悪い。等価に近いホールならボーダー狙い、非等価のホールなら状態狙い専門——と割り切って使い分けるのが現実的だ。設置台数は全国約1,500台と多くはないので、そもそも打てる場所が限られる点も頭に入れておきたい。
⚠️ コンプリート機能に注意
本機はコンプリート機能を搭載しており、1日の払出が上限に達すると遊技が終了する。LTが長く続いて大量出玉になった場合は、台から事前の告知が出る。滅多に起きる事象ではないが、出玉が伸びている時に突然終了しても機械の不具合ではない。
まわるーだ
パチンコの回転率・ボーダー・期待値を、入力するだけで即計算。
10. よくある質問
Q. PA愛の不時着 99スイート ver.のボーダーはどれくらいか
4円等価で約17.5回転/千円が分岐ライン。3.57円交換なら約19.6回転、3.33円交換なら約21.0回転が必要になる(いずれも現金投資100%・削り無しの計算値)。等価なら18回転を超えているかどうかで判断すれば良い。持ち玉で回る割合が増えると非等価の必要回転数は下がり、3.57円で18.1回転前後という別の試算もある。
Q. 遊タイムはいつ発動するのか
本機に遊タイムは搭載されていない。時短は0回転・60回転・130回転の3種類だけで、規定回転数のハマりによる救済は無い。代わりに「RUSH非突入の初当りが2回続くと次の大当りは100%でRUSH突入」という救済があり、こちらは回転数ではなく初当り回数でカウントが進む。前作のP愛の不時着も遊タイム非搭載だった。
Q. 愛の燦然RUSH(LT)の突入条件は何か
愛の降臨RUSH中に10R大当り(1,000個)を3回獲得し、出玉3,000個に到達すると発動する。RUSH中の10R振り分けは50%、RUSHの継続率が約70%なので、スペックから計算すると降臨RUSH1回あたりの到達率は約15%、初当り1回あたりでは約8%の概算になる。突入後は電サポ130回転・継続率約92%で、平均11回前後の連チャンが見込める。
Q. 止め打ちの効果はどれくらいあるのか
電チューの賞球が6個なので、開放に合わせて4発で1個入賞させれば1回転あたり+2玉ほどの計算になる。電サポは初当りあたり平均約162回転あるため、丁寧にやれば数百玉の差になる。ただし止め打ちを禁止しているホールもあるので、ルールの確認が先だ。
Q. 前作のP愛の不時着と何が違うのか
最大の違いは大当り確率で、約1/319.68から約1/99.9の甘デジになった。その代わりRUSH突入率は約84%から約51%へ、10R出玉は約1,500個から1,000個へ削られている。上位の愛の燦然RUSHは前作のループ率約50%から継続率約92%(電サポ130回転)に変わり、10R大当り3回という明確な突入条件が付いた。「初当り3回目でRUSH確定」の救済は本機で新設された仕様だ。
11. 関連ページ
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※ スペック・ボーダーは執筆時点の情報。最新の確定値はメーカー公式・解析サイト等で照合したい。









