© 株式会社娯楽総合研究社(G-net) / 画像出典: https://g-net-ps.com/info/p0596/⚔️ eアサルトリリィ スペック・ボーダー・ラッキートリガー・止め打ち期待値まとめ
ビスティの新規版権LT機を、突入率25.3%・ST継続率約80%・換金率別ボーダーまで実戦目線で整理する解析ガイド
- 🎯 初当りは全て2R・300個:通常時1/164.4の大当りは出玉が一律300個。そのうち25.3%だけがASSAULT RUSH(ラッキートリガー)へ進む
- ⚔️ ASSAULT RUSHはST100回転・継続率約80%:RUSH中は約1/65.5でリーチが成立し、「閃撃ジャッジ」の成功回数で1,500〜4,500個を獲得する
- 🌟 新要素「スキル」:大当り中に獲得すると、その後のST消化が有利になる。神宿を取ればST中のリーチ確率が約1/65.5から1/1へ変化する
- 📉 遊タイムは非搭載:救済の天井が無いため、立ち回りは釘とボーダー(その台で収支がトントンになる回転数)一本になる
1. 機種概要
eアサルトリリィは、ビスティ(販売はフィールズ、製造はジェイビー)が2026年9月7日から順次導入したスマパチのライトミドル機だ。導入台数は約15,000台と、新規版権としてはかなり強気な数字になっている。大当り確率は約1/164.4。ラッキートリガー(LT)を搭載した「LT3.0Plus」対応機で、筐体はフリーダム枠を使う。
ゲームの流れはシンプルだ。通常時に1/164.4で大当りを引くと、出玉は一律で2R・300個。ここから約25.3%でLTにあたる「ASSAULT RUSH」へ突入し、残る約74.7%は電サポが付かずそのまま通常時へ戻る。つまり当り自体は軽いが、出玉が動くRUSHに入るのは4回に1回という構造だ。いったんRUSHに入れば話は変わる。ST100回転・継続率約80%で、1回の大当りにつき最大4,500個が出る。当りの軽さと一撃性を、突入率で調整したスペックだと考えるとわかりやすい。
もうひとつの目玉が新要素の「スキル」だ。大当り中の演出でスキルを獲得すると、その後のST消化に恩恵が付く。中でも「神宿」を取るとST中のリーチ確率が約1/65.5から1/1に書き換わり、ほぼ毎変動でリーチが起きる。継続率そのものが跳ね上がる仕組みで、単に演出が派手になるだけの機能ではない。
前作・シリーズとの位置づけ
アサルトリリィは今回が初のパチンコ化で、直接の前作にあたる機種は存在しない。比較対象を置くなら、同じビスティが手掛けてきたLT機の系譜になる。それらと比べたときの本機の特徴は、初当りの出玉を300個に固定して「RUSHに入るか入らないか」だけで勝負を決める割り切った直LT設計にある点だ。前半に細かい出玉が付く機種と違い、通常時の大当りで得られる玉は300個しかないため、期待値のほぼ全てがRUSH側に乗っている。
2つの状態を見比べる
| 項目 | 通常時(特図1) | ASSAULT RUSH中(特図2) |
|---|---|---|
| 打ち方 | 左打ち(ヘソ狙い) | 右打ち |
| 大当り/リーチ確率 | 約1/164.4 | 約1/65.5(スキル神宿で1/1) |
| 1回あたりの出玉 | 300個(2R)固定 | 0/1,500/3,000/4,500個 |
| 大当り後の電サポ | 100回 25.3% / 0回 74.7% | 100回(実質ST再セット) |
| 継続の性質 | 単発が基本 | ST100回転・継続率約80% |
▼ この表の読み方: 左列が「玉を減らしながら当りを待つ区間」、右列が「玉が増える区間」。本機の期待値はほぼ右列に集中しているので、通常時はいかに安く25.3%の抽選を受け続けるかだけを考えればいい。
ℹ️ 「ラッキートリガー(LT)」とは
2024年以降に増えた、条件を満たしたときだけ突入する上位の出玉状態のこと。本機ではASSAULT RUSHがそれにあたる。通常の大当りより明確に出玉性能が高い代わりに、突入率が絞られているのが共通の特徴だ。本機の25.3%という数字も、この「絞り」の部分だと理解しておきたい。
2. スペック
基本スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ビスティ(販売:フィールズ/製造:ジェイビー) |
| 導入開始日 | 2026年9月7日 |
| 導入台数 | 約15,000台 |
| タイプ | スマパチ/ライトミドル/1種2種混合+ラッキートリガー(LT3.0Plus) |
| 大当り確率(通常時・特図1) | 約1/164.4 |
| リーチ(大当り)確率(RUSH中・特図2) | 約1/65.5 ※スキル「神宿」獲得時は1/1 |
| ASSAULT RUSH突入率 | 約25.3% |
| ST回数 | 100回転(電サポ100回) |
| ST継続率 | 約80%(特図2に限る) |
| 賞球 | 1&1&5&1&15 |
| カウント | 10カウント |
| ラウンド | 2R/10R(RUSH中は10R×最大3回=実質30R相当) |
| 1回の大当りの最大出玉 | 4,500個 |
| 遊タイム | 非搭載 |
| コンプリート機能 | 95,000発獲得で打ち止め |
| 保留 | 特図1=4個/特図2=2個(特図2優先消化) |
▼ この表の読み方: 立ち回りで実際に使うのは上から「1/164.4」「25.3%」「ST100回転・約80%」の3つ。賞球1&1&5&1&15のうち15個がアタッカーの賞球で、15個×10カウント×ラウンド数がそのまま出玉になる。
通常時(特図1)の大当り振り分け
| 大当り内容 | ラウンド | 払い出し | 大当り後 | 振り分け |
|---|---|---|---|---|
| 2R+ASSAULT RUSH | 2R | 約300個 | 電サポ100回(ST100回転) | 25.3% |
| 2R通常 | 2R | 約300個 | 電サポ0回(通常時へ) | 74.7% |
| 合計 | 100.0% | |||
▼ この表の読み方: 通常時の大当りはどちらを引いても出玉は300個で同じ。違うのは電サポが付くかどうかだけ。だから当った瞬間の演出で「RUSHか否か」が全て決まる。74.7%を引いたら300個を持って通常時に戻される。
ASSAULT RUSH中(特図2)の大当り振り分け
| 大当り内容 | 実質ラウンド | 払い出し | 大当り後 | 振り分け |
|---|---|---|---|---|
| 閃撃ジャッジ3回成功 | 10R×3 | 約4,500個 | 電サポ100回(ST継続) | 9.4% |
| 閃撃ジャッジ2回成功 | 10R×2 | 約3,000個 | 電サポ100回(ST継続) | 35.7% |
| 閃撃ジャッジ1回成功 | 10R | 約1,500個 | 電サポ100回(ST継続) | 45.0% |
| 出玉なし(STリセット) | 0R | 0個 | 電サポ100回(STリセット) | 9.9% |
| 合計 | 100.0% | |||
▼ この表の読み方: RUSH中は当り=即出玉ではない。約1割は0個の「STリセット」で、玉は増えないがST100回転が振り出しに戻る。逆に言えばRUSH中に当りさえすれば必ず継続するので、出玉0でも席を立つ場面ではない。
出玉の実獲得目安
| ラウンド | 払い出し | 実獲得の目安 | 4円等価での価値 |
|---|---|---|---|
| 10R×3(4,500個) | 4,500個 | 約4,200個 | 約16,800円 |
| 10R×2(3,000個) | 3,000個 | 約2,800個 | 約11,200円 |
| 10R(1,500個) | 1,500個 | 約1,400個 | 約5,600円 |
| 2R(300個) | 300個 | 約280個 | 約1,120円 |
▼ この表の読み方: 「実獲得」はこぼし玉を差し引いた手元に残る目安。通常時の当り1回(280個)はおおむね1,100円分にしかならず、RUSHに入らない限り投資は回収できないことがこの表からもわかる。
★換金率別ボーダー表(最重要)
ボーダーとは、その台で打ち続けたときに収支がちょうどトントンになる回転数のこと。パチンコでは業界標準にならって「1,000円あたり何回転回るか」で見る。下表はいずれも4円貸し(1,000円=250玉)を前提に、交換率だけを変えた場合の目安だ。
| 交換率 | 1,000円あたりの必要回転数(ボーダー) | 等価との差 |
|---|---|---|
| 等価(4.00円/25玉交換) | 約17.1〜17.3回転 | ― |
| 28玉交換(3.57円) | 約17.9回転 | +0.6回転 |
| 30玉交換(3.33円) | 約18.3回転 | +1.0回転 |
| 33玉交換(3.03円) | 約18.9回転 | +1.6回転 |
| 40玉交換(2.50円) | 約20.4回転 | +3.1回転 |
▼ この表の読み方: 自分が打つホールの交換率の行を見て、その回転数を上回っていれば期待値プラス、下回っていればマイナス。交換率が悪くなるほど必要回転数は増える。等価17.3回転の台と、40玉交換で17.3回転しか回らない台は、同じ回転率でも中身がまったく違う。
ℹ️ 回転率の数え方
1,000円分(4円貸しなら250玉)を打ち込んで、通常時の図柄が何回転したかを数える。500円(125玉)で8回転なら、1,000円あたりは16回転という計算になる。玉が手元に残っている「持ち玉」で回している間も、玉の価値は同じなので同じ基準で数えて問題ない。
参考:トータル性能の試算値
| 項目 | 試算値 |
|---|---|
| トータル確率(全状態を通した大当り確率) | 約1/9.58 |
| 初当り1回あたりの平均出玉 | 約2,575個 |
| 初当り1回あたりの平均連チャン | 約1.94回 |
| 初当り1回あたりの平均獲得ラウンド | 約17.16R |
▼ この表の読み方: これらは解析ツール上のシミュレーション値で、実戦の短期成績とは大きくブレる。「平均2,575個」はRUSHに入らなかった74.7%の当り(280個)も含めた平均である点に注意したい。RUSHに入った1回だけを見れば1万個級も普通に出る。
⚠️ 「平均出玉2,575個」を単発の期待値と勘違いしない
4回に3回は300個で終わる機種なので、平均値の体感と実戦の体感はまったく一致しない。実戦では「300個・300個・300個・1万個」のような偏り方をする。1日打って初当り10回でもRUSHに1度も入らない展開は、確率上は普通に起こりうる(0.747の10乗=約5.6%)。
3. 遊タイム・天井
遊タイム発動条件
結論から書くと、eアサルトリリィに遊タイムは搭載されていない。ラッキートリガー搭載機は遊タイムを積まないのが通例で、本機もその流れに沿っている。ハマっても救済の時短に入る仕組みは無いため、「500回転ハマっているから拾おう」といった立ち回りは成立しない。
| 項目 | 本機の内容 |
|---|---|
| 遊タイム | 非搭載(発動回転数の設定なし) |
| 天井恩恵 | なし |
| ハマり台の拾い狙い | 成立しない(回転数を見て座る意味がない) |
| コンプリート機能 | 95,000発獲得で強制終了 |
▼ この表の読み方: データカウンターの回転数は本機では期待値に一切影響しない。見るべきは回転数ではなく釘、という結論がこの表の全てになる。
遊タイム恩恵の代わりになるもの
救済が無い代わりに、本機は初当り自体が1/164.4と軽い。1,000円で18回転回る台なら、理論上は約9,100円で1回の初当りに届く計算になる(164.4÷18×1,000円)。ミドルスペックのように2万円3万円と溶ける前に当りには触れるので、「救済が無い=ハマると青天井」という怖さは実際にはそこまで大きくない。むしろ怖いのは、当ってもRUSHに入らないまま300個ずつ吐き出して投資だけが進む展開のほうだ。
コンプリート機能(打ち止め)
スマパチ共通のルールとして、1日の獲得が95,000発に達すると強制的に打ち止めになる。本機は1回の大当り最大4,500個・ST継続率約80%なので、朝から引き当てて長時間RUSHが続けば到達する可能性はゼロではない。ただし突入率25.3%を考えると、日常的に意識する数字ではない。到達したら台が終了する、と知識として押さえておけば十分だ。
やめどきの基本
⚠️ やめどき
- ASSAULT RUSHがST100回転を消化して終了した → 残っている右打ちの保留と玉を消化して即やめ
- 電サポ0回の300個大当り(74.7%側)を引いた → ラウンド消化後、通常時に戻ったら継続して打つかどうかは「その台の回転率がボーダーを超えているか」だけで判断する
- 座った台が1,000円あたり16回転を割った → 交換率にかかわらず期待値マイナス。粘る理由がないので早めに移動する
- 閉店1時間前で持ち玉が無い → 初当りまで平均約9,000円かかる計算なので、現金投資で新規に打ち始める時間帯ではない
遊タイムが無い機種のやめどきは驚くほど単純だ。電サポが切れたら、あとは釘だけを見る。回るなら続行、回らないなら即移動。それ以外の判断材料は本機には存在しない。
4. アプリ活用と総評
ここまで見てきたとおり、eアサルトリリィで勝つ条件は「ボーダーを超える台に座り、超えている間だけ打つ」の一点に絞られる。ところが実戦でこれを正確にやるのは意外と難しい。500円で何回転回ったかを毎回数え、投資が進むごとに平均を取り直し、交換率別のボーダーと突き合わせる――という作業を、演出を見ながら暗算し続けることになるからだ。1,000円あたり17.3回転と17.9回転の差は、体感ではまず区別がつかない。
この「回転率の集計とボーダー判定」を自動化するのが、当サイトが公開している回転数カウンターアプリだ。玉を打ち込むたびに回転数を記録していけば、現在の1,000円あたり回転率と、交換率を入れたときのボーダー超過分がその場で数字として出る。判断が主観から数字に変わるだけで、「なんとなく回っている気がする台」を打ち続ける事故が消える。遊タイムが無く釘が全ての本機とは、特に相性が良い。
まわるーだ
パチンコの回転率・ボーダー・期待値を、入力するだけで即計算。
総評すると、eアサルトリリィは「当りは軽いがLTに入れるまでが重い」典型的な直LT機だ。1/164.4で当って300個、そこから4回に1回だけ4,500個級の世界が開く。この落差が本機の面白さであり、同時に釘の悪い台を打ったときの失速の速さでもある。等価ボーダー約17.3回転を明確に上回る台を選べるかどうかが、この機種で勝つための前提条件になる。
5. RUSH・出玉の仕組み
ASSAULT RUSH(ラッキートリガー)突入契機
ASSAULT RUSHへの入口は1つだけ。通常時に1/164.4の大当りを引き、その25.3%の振り分けを射止めることだ。チャンスゾーンからの昇格や、時短経由の突入といった裏口は無い。残る74.7%は電サポが付かず、300個を吐き出してそのまま通常時に戻る。
| 状況 | ASSAULT RUSHに入る確率 | 実質的な確率 |
|---|---|---|
| 大当りを1回引いたとき | 25.3% | 約1/3.95 |
| 通常時から直接RUSHに入るまで | 1/164.4 × 25.3% | 約1/650 |
| 大当り2回でどちらもRUSH非当選 | 74.7%の2乗 | 約55.8% |
| 大当り4回でどれもRUSH非当選 | 74.7%の4乗 | 約31.1% |
▼ この表の読み方: 「RUSHまで実質1/650」という3行目が本機の本質。1/164.4という表記の軽さに引っ張られず、出玉が動く状態までは1/650かかると考えて投資計画を立てたい。4回当ってもRUSHに入らない展開は約3割で起こる。
継続率と閃撃ジャッジ
RUSHに入ったら、ST100回転の間に約1/65.5でリーチを引くのが目標になる。このリーチが成立すると保留が3個チャージされ、「閃撃ジャッジ」が発生。ジャッジの成功回数で獲得ラウンドが決まる仕組みだ。
- 3回成功:10R×3で約4,500個(9.4%)
- 2回成功:10R×2で約3,000個(35.7%)
- 1回成功:10Rで約1,500個(45.0%)
- 全失敗:出玉0だがST100回転がリセットされる(9.9%)
約1/65.5を100回転の間に引ける確率は、計算すると約78.5%。これが「継続率約80%」の中身だ。加えて出玉0の9.9%もST再セット扱いで継続するため、当りさえすればRUSHは終わらない。つまり本機のSTは「玉が増えずに続く回」が1割ほど混ざる構造になっている。
💡 継続率80%の重み
継続率80%のSTは、平均すると1回の突入で約5回の大当りを引く計算になる(1÷(1−0.8)=5回)。1回あたりの平均出玉は約2,169個(振り分けから算出)なので、RUSHに1度入れば期待値として1万個前後が見える。5回のうち約半分は1,500個止まりだが、9.4%の4,500個を1回でも挟めば一気に伸びる。
スキルシステム(新要素)
本機最大の新要素が「スキル」だ。大当り中の演出で獲得すると、その後のST消化に恩恵が付く。3種類あり、効果はいずれもST中のリーチ発生や成功に直結する。
| スキル名 | 獲得契機 | 効果 |
|---|---|---|
| 梨璃「カリスマ」 | ラウンド中のフリーズ | リーチ成立時の閃撃ジャッジ成功が濃厚。テンパイ=大当り濃厚になる |
| 夢結「神宿」 | ラウンド中の煽り発生 | ST中のリーチ確率が約1/65.5から1/1へ変化。大当り後1回転目からリーチが発生する |
| 複合「守護天使シュッツエンゲル」 | カリスマ+神宿の同時獲得 | 大当り後1回転目にリーチが発生し、かつ成功濃厚。実質的な1回転連チャン |
▼ この表の読み方: 3つとも「STの信頼度そのものを書き換える」タイプの機能。特に神宿はリーチ確率が1/1になるため、獲得できた時点でST中の当りがほぼ確定に近づく。ラウンド中のフリーズ・煽りは絶対に見逃さないのが本機の基本姿勢になる。
出玉を伸ばすルート
| ルート | 内容 | 性質 |
|---|---|---|
| 正攻法ルート | ST100回転で1/65.5を引き、閃撃ジャッジ成功 | 約78.5%で成立。本機の基本サイクル |
| スキルルート | 神宿・守護天使を獲得して1/1リーチから連チャン | 獲得できれば実質1回転連。爆発の起点になる |
| リセットルート | 出玉0の当り(9.9%)でST100回転が振り出しに戻る | 玉は増えないが延命。次の当りに賭け直せる |
| ジャッジ3連ルート | 閃撃ジャッジ3回成功で1回4,500個 | 9.4%。これを複数回引けた日が大勝ちの日 |
▼ この表の読み方: 上から下へ行くほど発生頻度が下がり、破壊力が上がる。実戦の8割は1行目と3行目の繰り返しで、そこにスキルとジャッジ3連が時々挟まる、というのが本機のRUSHの実像だ。
6. ボーダー・狙い目・やめどき
換金率別ボーダー(再掲と読み方)
| 交換率 | ボーダー(1,000円あたり) | 実戦での判断ライン |
|---|---|---|
| 等価(4.00円) | 約17.1〜17.3回転 | 18回転超で勝負、16回転台は撤退 |
| 28玉交換(3.57円) | 約17.9回転 | 19回転超で勝負、17回転台は撤退 |
| 30玉交換(3.33円) | 約18.3回転 | 19.5回転超で勝負、17回転台は撤退 |
| 33玉交換(3.03円) | 約18.9回転 | 20回転超で勝負、18回転台は撤退 |
| 40玉交換(2.50円) | 約20.4回転 | 21.5回転超で勝負、19回転台は撤退 |
▼ この表の読み方: ボーダーちょうどでは1日打っても収支ゼロにしかならない。実戦では「ボーダー+1回転以上」を最低条件にするのが安全側の運用になる。右列はその目安を書いたもので、ここを下回る台は打ち始めても粘らない。
1回転の差がいくらになるか
「ボーダーを2回転下回っている」と言われてもピンと来ないので、金額に直しておく。等価ボーダー17.3回転の台では、1回転を回すのに250÷17.3=約14.5玉かかっている計算になる。ここで回転率が15.3回転(ボーダー−2回転)まで落ちると、1回転あたりのコストは250÷15.3=約16.3玉に上がる。差は1回転あたり約1.8玉だ。
⚠️ ボーダー−2回転の台を打ち続けた場合の目安
通常時を2,000回転打つとして、1.8玉×2,000回転=約3,600玉のマイナス。4円等価ならおおよそ−14,000円前後が期待収支になる。逆に1,000円あたり19.3回転(ボーダー+2回転)回る台なら、同じ2,000回転で+12,000円前後のプラス域に入る。同じ機種・同じ島でも、釘次第で3万円近い差がつくということだ。あくまで確率的な期待値の話であり、1日の実収支はこの前後に大きくブレる。
ボーダー狙い一本になる理由
遊タイム搭載機なら「深いハマり台を拾う」という第2の立ち回りが選べるが、本機は遊タイムが無いのでボーダー狙い以外の選択肢が存在しない。回転数の深い台を見つけても、その台の価値は釘の良し悪しだけで決まる。データカウンターを見て台を選ぶ習慣がある人ほど、本機では意識的に頭を切り替えたい。
| 立ち回り | 本機での成立可否 | 理由 |
|---|---|---|
| ボーダー狙い(回る台を長く打つ) | ◎ 唯一の正攻法 | 等価17.3回転を超える台なら期待値プラス |
| 遊タイム狙い(ハマり台の拾い) | × 成立しない | 遊タイムが非搭載で天井恩恵が無い |
| RUSH中の途中拾い | △ ほぼ発生しない | 継続率約80%のSTを他人が捨てる場面は稀 |
| 短時間の一撃狙い | △ 娯楽としてのみ | RUSHまで実質1/650。短時間では分が悪い |
▼ この表の読み方: ◎が付いているのは1行目だけ。本機で期待値を積む方法は釘読みしかないと割り切って、朝から回る台を確保する動きに集中したい。
やめどきの詳細
ASSAULT RUSHがST100回転を消化して終了したら、そこが基本のやめどきになる。電サポが切れた瞬間に右打ち中の玉が消化されるまで打ち、残保留(特図2の2個と、右打ち中に貯まった特図1の保留)を消化してから席を立つ。この残保留にも大当りのチャンスがあるので、電サポ終了と同時に立ち上がると数百円分を捨てることになる。
電サポ0回の300個大当り(74.7%側)を引いた場合は「やめどき」というより通常時の続きなので、その台の回転率が交換率別ボーダーを超えているなら続行、超えていないならその時点で移動でいい。RUSHを引いた直後の台だから当りやすい、といった要素は本機には無い。
7. 演出と信頼度
本機はリーチの発生頻度を絞り、その分1本あたりの信頼度を高めに設計している。スーパーリーチまで発展したら5割以上、といった水準なので、リーチが来たときの緊張感は強い。以下は主要な予告・リーチの信頼度をまとめたものだ。
リーチ前予告の信頼度
| 予告名 | 信頼度 | 備考 |
|---|---|---|
| 見ないで予告 | 90%超 | 本機最強格の単発予告。発生したらほぼ当り |
| あえて受けて流して斬る予告 | 約63% | 発生頻度は低め。出れば五分以上 |
| 単騎無双変動 | 約58% | 変動そのものがチャンス目扱い |
| 告白予告 | 約55% | キャラ絡みの中位予告 |
▼ この表の読み方: 本機は最下位クラスの予告でも5割超と、全体的に信頼度が高い。逆に言えば「弱い予告」がほとんど無いので、何か動いたら期待していい設計だと覚えておけば迷わない。
連続予告の信頼度
| 予告名 | 信頼度 | 備考 |
|---|---|---|
| 全てが憎い連続予告 | 90%超 | 上位の連続予告。ほぼ大当り |
| メイン連続予告 | 約64% | 基本の連続予告。継続回数で期待度アップ |
▼ この表の読み方: 連続予告は2種類あり、上位に発展した瞬間に信頼度が64%から90%超へ跳ね上がる。連続予告の「種類の見分け」が本機の演出把握の第一歩になる。
リーチ後予告・カットイン
| 演出名 | 信頼度 |
|---|---|
| 百合熱カットイン | 約88% |
▼ この表の読み方: リーチ後のカットインは約88%。スーパーリーチ中にこれが出たら、ほぼ勝ちが確定した局面と考えていい。
リーチアクションの信頼度
| リーチ名 | 信頼度 | 備考 |
|---|---|---|
| ノインヴェルト戦術SP | 約89% | 本機の最上位リーチ格 |
| エピソードリーチ「梨璃の髪飾り」 | 約85% | 版権エピソードもの。長尺だが期待度は高い |
| 四人共闘バトル | 約84% | 複数キャラの共闘系 |
▼ この表の読み方: 主要リーチは3本とも84%以上と、スーパーリーチまで行けば大半が当る作り。1/164.4という確率に対してリーチの発生自体が絞られている裏返しでもある。
保留変化(レバブルアップ)
| 状態 | レバー演出 | 色 | 期待度 |
|---|---|---|---|
| 通常時 | OFF | 白/赤 | 約90〜95% |
| 通常時 | ON | 赤 | 大当り濃厚 |
| ASSAULT RUSH中 | OFF | 白 | 大当り濃厚 |
| ASSAULT RUSH中 | ON | 白 | 継続濃厚 |
▼ この表の読み方: 本機の保留変化は「変化した時点でほぼ当り」の水準にある。通常時とRUSH中で見方が逆転する点だけ注意したい。RUSH中はレバーOFFで白のまま変化するパターンが最上位になる。
ゲームカスタム
本機にはゲームカスタム機能があり、通常時とRUSH中それぞれで演出バランスや信頼度の配分を変更できる。派手さを取るか、当りの分かりやすさを取るかは好みの問題だが、カスタムの内容によって同じ予告の信頼度が変わる点は理解しておきたい。初打ちのうちは初期設定のまま打ち、演出の対応関係を覚えてから触るのが無難だ。
✅ 「リーチが来ない=ハズレ濃厚」と割り切る
本機は主要リーチが軒並み84%以上で、逆に言えばリーチに発展しない変動はほぼ全部ハズレだ。演出のたびに一喜一憂するより、リーチが来るまでは淡々と打ち込みのペースを保ち、玉の減り方と回転率の集計に意識を向けたほうが1日の収支には効く。
8. 打ち方・止め打ち
通常時の打ち出し
通常時は左打ちでヘソを狙う。ヘソ賞球は1個しかないので、ここでの玉減りは避けられない。だからこそ、命釘(ヘソの真上にある2本の釘)の広さと、盤面左側の寄り釘の流れが回転率をそのまま決める。座る前に必ず見ておきたい。
- ストローク:まずは弱め・強めの両方を数十発ずつ試し、ヘソへの寄りが良いほうに固定する。台ごとにベストの強さは変わる
- 保留満タン時:特図1の保留は4個。満タンになったら打ち出しを止め、1個消化されてから再開する単発打ちで無駄玉を削る
- 左一般入賞口:賞球5個の入賞口に玉が拾われると、その分だけ玉減りが緩む。左のこぼしが多い台は回転率以上に持ちが悪くなる
電サポ(ASSAULT RUSH)中の止め打ち
RUSH中は右打ち。本機は電チューの賞球が1個しかないため、ST消化中は基本的に持ち玉が減り続ける。ここでの玉減りを抑えられるかどうかが、RUSHを引いた日の最終収支にそのまま効いてくる。手順は次のとおり。
- 電チューの開放に合わせて打ち出す — 開放のタイミングを見て打ち出しを開始する。無関係な時間帯に打ち込むと、右のこぼしがそのまま損失になる
- 4〜5発で止める — 特図2の保留は2個なので、必要以上に打ち込んでも保留は増えない。スルーの通りを見ながら、保留が2個溜まった時点で打ち出しを止める
- 保留が1個減ったら打ち足す — 保留を切らさない範囲で最小限だけ打つ。この「保留2個をキープする単発打ち」が本機の止め打ちの核心になる
- スルーの通りが悪い台は発数を増やす — スルーがカラい台では玉が電チューに届かず、保留を切らして無変動の時間が生まれる。その場合は1〜2発多めに打つ
ℹ️ 止め打ちで削れる玉数の目安
電チュー賞球1個の機種では、無対策で打ちっぱなしにすると電サポ中に1回転あたりおおむね1〜2玉のマイナスが出る。保留をキープする単発打ちを徹底すると、これを0.5玉前後まで圧縮できるのが一般的な水準だ。ST100回転で計算すると50〜150玉の差、4円等価で200〜600円分になる。1日にRUSHを数回引けば、それだけで千円単位の差がつく。※本機固有の実測値は出そろっていないため、同型のスマパチLT機で一般的な水準として記載している。
大当りラウンド中の打ち方
アタッカーの賞球は15個で10カウント。1ラウンドで150個の払い出しになる。ここでの狙いはオーバー入賞――10カウント目が入る直前に追加の玉を送り込み、11個目を滑り込ませて15個を余分に得るテクニックだ。
- ラウンド開始と同時に打ち出す — アタッカーが開いたら通常の強さで打ち込む
- 8カウント前後で打ち出しを弱める — カウント表示を見ながら、玉が途切れないよう弱めに送り込む
- 10カウント到達を確認したら即止める — ラウンド間のインターバルで打ち続けると、その玉は全て無駄玉になる。ラウンド間は必ず止める
- 最終ラウンド終了後は電サポ移行を確認してから打つ — 25.3%側なら右打ち継続、74.7%側なら左打ちに戻る。ここを間違えると数十発を無駄にする
⚠️ 74.7%側を引いたときの打ち替えミスに注意
本機は通常時の大当りの4回に3回が電サポ0回だ。ラウンド消化後にそのまま右打ちを続けると、玉が捨てられていくだけになる。大当り終了時の画面表示を必ず確認してから、左打ちに戻ること。300個しか出ない当りで数十発を無駄にすると、獲得分の1割近くを失うことになる。
✅ スルーと電チューの釘は座る前に見る
止め打ちの効果はスルーの通りと電チュー周りの寄り釘で大きく変わる。スルーがカラい台では玉が貯まらず、保留を維持するために余分に打つ羽目になり、止め打ちの恩恵が半減する。ヘソの命釘だけでなく、右打ちルートのスルー・電チュー周辺も必ずチェックしてから座りたい。
9. 立ち回りの考え方
eアサルトリリィの立ち回りは、遊タイムが無いぶん驚くほどシンプルになる。回る台を探して、回る間だけ打つ。この一点に尽きる。データカウンターを眺めて拾える台を探す時間があるなら、その時間で1台でも多く釘を見たほうが期待値は積み上がる。
朝イチ・日中・夕方の動き方
| 時間帯 | やること | 基準 |
|---|---|---|
| 朝イチ | 釘の良い台を確保し、最初の1,000円で回転率を測る | 等価なら18回転超で継続、17回転を切ったら即移動 |
| 日中 | 空き台の釘をチェックしつつ、自分の台の回転率を再集計 | 3,000円ごとに回転率を取り直し、平均がボーダー割れなら撤退 |
| 夕方 | 釘の良い台が空くのを待つ。空かなければ打たない判断も | 残り時間で通常時1,000回転以上打てるかを目安に |
| 閉店1時間前 | 現金投資での新規稼働は避ける | 初当りまで平均約9,000円かかる計算になる |
▼ この表の読み方: 全ての行の基準が「回転率」だけで書かれているのが本機の特徴。時間帯によって狙い方が変わる要素が無いので、朝から閉店まで同じ判断基準を使い続ければいい。
投資の考え方
初当りが1/164.4なので、1,000円あたり18回転回る台なら初当りまで平均で約9,100円。ただし出玉が動くASSAULT RUSHまでは実質1/650なので、RUSH到達までの平均投資は約36,000円という計算になる(650÷18×1,000円)。もちろん持ち玉で回している間は現金は減らないので実際の現金投資はこれより小さくなるが、「RUSHに入るまでにこれくらいの試行が必要な機種だ」という感覚は持っておきたい。
逆に言えば、この重さがあるからこそ釘の差が効いてくる。ボーダーを2回転上回る台と2回転下回る台では、同じ1日でも到達できるRUSH回数が明確に変わる。「回る台を打つ」という当たり前が、本機ではそのまま収支に直結する。
ホール選びのポイント
導入台数約15,000台と設置は多いので、複数のホールで釘を比較しやすい。交換率が悪いホールほどボーダーは上がる(40玉交換なら約20.4回転が必要)ため、交換率とボーダーをセットで把握してから店を選ぶのが基本になる。等価で17回転しか回らない台と、30玉交換で20回転回る台なら、後者のほうが期待値は高い。回転率の絶対値だけで判断すると読み違えるので注意したい。
💡 新台期間中の立ち回り
導入直後は稼働を付けるために釘を開けるホールが一定数ある一方、話題性だけで人が付くと踏んで渋いままの店も多い。新台だから回る、という思い込みは持たないのが安全だ。判断材料はあくまで自分で測った1,000円あたりの回転数であって、行列の長さではない。
まわるーだ
パチンコの回転率・ボーダー・期待値を、入力するだけで即計算。
10. よくある質問
Q. eアサルトリリィのボーダーはどのくらい?
4円貸しの等価交換で1,000円あたり約17.1〜17.3回転が収支トントンのラインになる。交換率が下がるほど必要回転数は増え、28玉交換(3.57円)で約17.9回転、30玉交換(3.33円)で約18.3回転、40玉交換(2.50円)では約20.4回転が目安だ。実戦ではこの数字に+1回転を上乗せしたラインを最低条件にしておくと、集計誤差を吸収できる。
Q. 遊タイムはいつ発動する?
本機に遊タイムは搭載されていない。ラッキートリガー搭載機は遊タイムを積まないのが通例で、eアサルトリリィもその設計に沿っている。したがって「◯◯回転ハマった台を拾う」という立ち回りは成立せず、台選びの基準は釘と回転率だけになる。なお、スマパチ共通のコンプリート機能として95,000発獲得で打ち止めになる仕様はある。
Q. ラッキートリガー(ASSAULT RUSH)の突入条件は?
通常時に1/164.4の大当りを引き、そのうち約25.3%の振り分けを射止めることが唯一の条件だ。それ以外の突入ルートは無い。通常時からRUSHに到達する実質確率は約1/650になる。突入すればST100回転・継続率約80%で、1回の大当りにつき最大4,500個が獲得できる。
Q. 止め打ちの効果はどのくらいある?
本機は電チューの賞球が1個しかないため、ST消化中は打ちっぱなしだと持ち玉が減り続ける。特図2の保留は2個なので、保留2個をキープする単発打ちを徹底するのが基本だ。同型のスマパチLT機では、無対策で1回転あたり1〜2玉のマイナスが、止め打ちで0.5玉前後まで圧縮できる水準とされる。ST100回転あたり50〜150玉、4円等価で200〜600円分の差になる。
Q. 新要素の「スキル」とは何か?
大当り中の演出で獲得する、ST消化を有利にする機能だ。3種類あり、梨璃「カリスマ」はリーチ成立時の閃撃ジャッジ成功が濃厚になる。夢結「神宿」はST中のリーチ確率が約1/65.5から1/1へ変化し、ほぼ毎変動でリーチが起きる。両者が同時に発動する「守護天使シュッツエンゲル」は、大当り後1回転目にリーチが発生して成功も濃厚という最上位形態になる。ラウンド中のフリーズや煽りが獲得契機なので見逃さないようにしたい。
11. 関連ページ
※ スペック・ボーダーは執筆時点の情報。最新の確定値はメーカー公式・解析サイト等で照合したい。









